目次
バーゲン美人徘徊す
大正デモクラシー一面
みんな身から出たサビ
諸職それぞれ「恥」あり
寒川猫持歌集「雨にぬれても」
善美をつくしたカストリ雑誌
知恵いでて大偽あり
縁起でもないサクラチル
米長邦雄vs.羽生善治
へそも出すしヘアも出す〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まるめろ
6
一編がページ数にして2ページちょっとという短さながら的確に纏められ、諧謔に満ちている。素晴らしいものではないことに身構える必要はないのだ。2020/03/13
えんだーまん
0
キャッチーなタイトルである。京極夏彦先生の『死ねばいいのに』と並べたら面白そう。 内容もスナックのように読みやすい。 考えに全て賛同できるかは置いておいて、面白い文章だと思う。 今の世におられたら何かしらの発言できっと炎上していただろうと思うのは私だけではないだろう。 古びた本そのものや作中の時事ネタに90年代へのノスタルジーを感じるが、現在も解決していない諸問題についても垣間見られる。思えば遠くへ来たのだか。