ふたり

ふたり

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  • サイズ B6判/ページ数 255p/高さ 20X13cm
  • 商品コード 9784103381136
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

死んだはずの姉の声が突然、体の中から聞こえてきた時から、二人の奇妙な共同生活は始まったが…。お姉ちゃんは高校2年生までしか生きなかった。でも、私が来年高校1年になり、2年になり、3年になったら、私はお姉ちゃんを追い越してしまう…。それでもお姉ちゃんは、ずっと私の中にいてくれる?ほろ苦い青春ファンタジー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

キラ@道北民

36
続編が出たので、再読。中学生の時、初めて夜更かしして一気に読んだ思い出の本。何度読んでも面白い。衝撃的な事件が盛りだくさんなのに、その都度前へ進む妹の逞しさがいい。大林監督の映画もとてもよくお気に入り。さて、続きはどうなってるか(* ॑꒳ ॑*)2019/10/24

taetae

3
事故死してしまった姉が妹の中で生きる!?ほろ苦いチョコレートのような青春ファンタジー 2015/10/25

あき

2
この表紙!なつかしい〜 本気で泣きました。小学生のピュアさがあったからかな〜と思ったけど、今読んでも泣けたから、傑作なんだな〜これ。すごい。

ひらり庵

2
実加は、やせっぽっちで、コンプレックスが強く、想像力が豊かである。両親がいないも同然であるなど、アンとよく似ていると思った。また、頭の中の千津子は見守るだけで、実加が知らないことには答えられない。2014/05/11

さとぞう

1
仲良し姉妹の姉が交通事故で突然死んでしまうというところから始まり、ふとあだち充のタッチを思い出したが、そこは赤川次郎作品のいいとこで、幽霊?となった姉が妹のなかに居るというまさにタイトルどおりのふたりなわけで。妹の成長を見守る姉とそれに応える妹というあたたかいお話でした。いろいろやるせない事件は起きるんだけど、それを乗り越えていくとこがよいなぁ。相変わらず読みやすく、軽快な文章でした。2019/10/24

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