ナチュラリスト―生命を愛でる人

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ナチュラリスト―生命を愛でる人

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  • サイズ 46判/ページ数 239p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784103322122
  • NDC分類 402.9
  • Cコード C0095

出版社内容情報

ロスチャイルドにドリトル先生。そして恐竜、昆虫、化石を追う人々。自然を探究し、動的平衡の生命観を尊ぶ。その本質に触れる1冊。「生命」を探究する人たちって、どうしてこんなに魅力的なんだろう! 常に変化を続け、一見無秩序に見える自然。その本質を丹念に探究し、動的平衡の生命観に迫り尊ぶ人たちの軌跡を福岡ハカセが追う。ウォルター・ロスチャイルドにドリトル先生、恐竜、昆虫、化石を追う人々。NYで培った知見を活かし、英国、そして日本を代表するナチュラリストたちを訪ね歩く。生命の根源にやさしく触れる一冊。

福岡 伸一[フクオカ シンイチ]
著・文・その他

内容説明

この人たちは、なんと魅力的なのだろう!ロスチャイルドにドリトル先生、恐竜、昆虫、化石を追う人々―。自然の本質を探究し、動的平衡の生命観を尊ぶ人たちの軌跡を、福岡ハカセがたどります。NYで培った知見を活かし、英国、そして日本を代表するナチュラリストたちを訪ね歩く。生命の根源にやさしく触れる一冊。ナチュラリストになるためのガイド付き!

目次

1 「系統発生」の時間軸
2 「個体発生」を追って
3 なぜ生命史を私たちは必要とするのか
4 ナチュラリストに会いに行く
5 メンターを探す
6 博物学の本場、イギリスへ
7 翻訳するという試み
8 「始まりと終わり」を知る
ナチュラリスト宣言
ナチュラリストになるためのガイド

著者等紹介

福岡伸一[フクオカシンイチ]
1959(昭和34)年東京生まれ。米ハーバード大学医学部フェロー、京都大学助教授などを経て青山学院大学教授。生物学者。サントリー学芸賞を受賞した『生物と無生物のあいだ』ほか、「生命とは何か」をわかりやすく解説した著作多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けんとまん1007

51
福岡先生の心象風景の中に入り込んだような時間。ハカセが、何に興味を持ち、何を感じ・考えてきたのかが、寓話のように描かれている。タイトルのナチュラリストの意味を、読んだ人がどう解釈するかが、委ねられているように思う。生命を愛でる人・・・生命に敬意をはらう人が、自分の中ではフィットする。2021/11/11

翔亀

41
2007年の衝撃的な分子生物学批判「生物と無生物のあいだ」は、分子生物学の自省の書なのか、あるいは訣別の書なのか。それ以降の何冊かはぎりぎりのところで分子生物学に留まっていた。分子生物学をどう乗り越えていくのかと期待もあったのだが、2018年の本書でついに「訣別」に舵を取ったようだ。本来の生物学者と再出発するために勤務する大学の学部を理系から文系に変えるのである。ナチュラリストへの道へと。それは著者にとっては子どもの頃のセンス・オブ・ワンターへの回帰でもある。本書はその回帰、小学生のナチュラリスト時代の↓2020/10/15

tamami

39
ご存じ福岡ハカセが、子どもの頃から憧れたナチュラリスト的生き方について、ロフティングが描く「ドリトル先生」の生き方を参照しつつ、世界最大の蝶に憧れ、その道のメンター(導き手)に出合い、本物のナチュラリストとなった由縁に切り込んでいく。ハカセはドリトル先生を追っかけて、その故郷パドルビーに擬せられた港町を探しに、博物学の本場イギリスまで出かけていく。生命の本質は何か。子どもの頃宿した生き物への瑞々しい感覚「センスオブワンダー」を大切に、我が国を代表する生物学者の一人となられたハカセの原点を知ることができる。2021/06/19

たまきら

29
福岡さんのことばはなんてすんなり入ってくるんだろう!そしてキーワードがなぜこんなに近いんだろう!ドリトル先生、大好きでした。昆虫が大好きだった少女は、大きくなって今や家は動物園のようです。裏表紙のロンドン自然史博物館で幸せそうにしている写真ににっこり。昔仕事のおかげでこの博物館で一夜を過ごした機会があるんですが、光の加減で今にも動き出しそうな化石たちとほこり臭い収蔵庫を思い出しました。2019/02/28

えも

17
福岡センセイのいつもの動的平衡バナシではなく、ドリトル先生をメインに据え、ナチュラリストへの憧れを語ったエッセイ▼ナチュラリストと言えば、やっぱりドリトル先生だよねえ。憧れたよねえ。それから自分的には今西錦司と日高敏隆だよねえ▼福岡センセイ、総合政策学部に移って、ちゃんとナチュラリストになれるのかなあ?2019/01/01

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