感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆーこりん
6
発行は昭和60年だが、現代のストーリーとしてもなんら違和感はない。美容師の男性(佐山)が主役で、複数の女性を利用していわゆるカリスマ美容師にし上がる。そして、女性が邪魔になると…。上巻ですさまじかったのは女性達の嫉妬。素敵でない女性たちが彼を取り巻くのが女性読者として悲しい。清張氏が男性だから?!既に殺人事件や自殺として片づけられた事件に関して、佐山に疑いを抱く検事が登場しているので、下巻では彼の事件の解明が中心となるだろう。その前に、佐山はまだいくつかの犯罪に手を染めそうだ。2016/04/16
こーちゃん
0
東野さんの白夜行に似てますね…下巻が楽しみ。2011/06/19
Madeleine
0
女の執念って怖い…後半も更にドロドロしていきそう(^_^;)2009/04/23