工学部ヒラノ教授の事件ファイル

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  • サイズ B6判/ページ数 206p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784103147633
  • NDC分類 377.21
  • Cコード C0095

出版社内容情報

筑波大、東工大、中央大での出世スゴロクのさ中、ヒラノ教授は見た! 横領、セクハラ、アカハラ……学内で勃発する「犯罪」の数々。

筑波大、東工大、中央大での大学出世スゴロクのさ中、ヒラノ教授は、見た! 事件は工学部で起きている――横領、セクハラ、アカハラにピンハネ、おなじみのポスト争い……日本の未来を担う工学部キャンパスで、今日も勃発する「犯罪」の数々。巧妙、姑息な手の内から、新聞を賑わす事件の真相までをも明かす、比類なき大学ノンフィクション。名門工学部をわたり歩いた著者ならではの観察眼が冴える!

内容説明

平社員ならぬ万年平教授は見た。横領?セクハラ?アカハラ?相変わらずのポスト争い…筑波大、東工大、中央大を知り抜く著者が、工学部キャンパスの日常に勃発する「犯罪」を明かす。

目次

自宅潜伏1週間
経歴詐称
服務規程違反
幻の奨学寄附金
単位略取
違法コピー
大学という超格差社会
セクハラとアカハラ
研究費の不正使用
論文盗作とデータの捏造
領土略奪事件
キャンパス殺人事件
原発事故

著者等紹介

今野浩[コンノヒロシ]
1940年生まれ。東京大学工学部応用物理学科卒業、スタンフォード大学大学院オペレーションズ・リサーチ学科博士課程修了。Ph.D.、工学博士。筑波大学助教授、東京工業大学教授、中央大学教授等を経て、東京工業大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Riopapa

11
私の出身の文学部とは全く違う文化。子どもを工学部に行かせようと思っていたが、いろいろと考えてしまう。2017/08/15

ga-ko

10
この本を読んで、「それでだったのか!」ということが多かった。まさに暴露本? ここまでざっくばらんに教授や博士課程のことを書いてるのってすごいと思う。2017/12/11

夜梨@灯れ松明の火

9
図書館。ミステリーかと思って借りたのですが…間違いでしたw 「工学部ヒラノ教授」と対になるようで、対の方から読んだ方が良かったのかもしれません。エッセイと言ってしまうには内容が重すぎますが、エッセイ苦手の私には更に荷が重かったです。大学もいろいろあるのでしょうね。2012/09/29

バジンガ

4
ここまで赤裸々に過去の不正を明らかにしてもらううのは、不正を考察するものとして大変勉強になるとともに、不正の根本的な原因である、単年度主義や悪平等主義をなんとかしないと研究費不正はなくならないと感じました。  また、それ以外にも、セクハラ、アカハラ、論文盗用など大学の負の側面がよくわかりました。2012/09/29

フミ

3
工学部出身の自分には、あるあると思う箇所が何個もあり面白い。2015/02/28

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