邪眼鳥

邪眼鳥

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  • サイズ B6判/ページ数 202p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784103145240
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

タンゴの甘美な響きが入谷家の運命をゆっくりと狂わせる…。二重三重の謎を秘めた亡き父の財産は何処に?遺族たちが踏み込んでしまった恐るべき時空の迷宮とは?息詰まるような興奮と官能にあふれた超因果ロマンの傑作「邪眼鳥」に、同時発表された復活作「RPG試案―夫婦遍歴」を併録した待望の作品集。

目次

邪眼鳥
RPG試案―夫婦遍歴

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とも

29
★★途中でギブアップ。もし面白いと感じる人がいれば、どこが面白いのか説明頂きたいくらい。。。2015/11/15

そうたそ

24
★★☆☆☆ 断筆宣言解除後第一作にあたる作品。何を書こうとしているのやら終始何かモヤモヤとした感じばかりが残り、読了後もよくわからないという感想のみが残る。純文系の雑誌に掲載されたということもあり、まあそういうよくわからない系の作品ではあるんだけど、復活第一作にしてはインパクトの薄い作品だったのではないかな、と。2017/11/05

amanon

3
ウーム…断筆宣言後復活第一作目ということで変に力が入っていたということか?謎が謎を呼んで、結局何も解決しないというオチは一つのスタイルとしてはありだが、個人的に感心しない。特に表題作は前半、その後の波乱とその顛末が期待できそう…と思っていたのだけれど、今一つ必然性を感じさせない転生エピソードを盛り込んだ挙句の唐突な終わり方で肩透かしを食らった気分。転生という要素を盛り込むのなら、もう少し話を広げて綿密に書き込んで欲しかった。併録作の悪夢的迷宮ワールドもどこか食い足りなさを覚えるというのが正直なところ…2021/01/19

yoko**

2
ただただ難解。息を継ぐ間も無く現在、過去、未来、あの世、此の世、兄、妹、弟と時間、場面、主体が入り乱れ、ついていくのに精いっぱい。『復活第一作!』表紙にデカデカと謳われるあたりさすがだなと。2015/03/30

横丁の隠居

0
筒井康隆さんが一時断筆しておられた後の復活第一作というふれこみだったが、通読できたのでまずまずだとは思うのだが、今となってはそれほどのインパクトはないというのが正直なところ。おそらくファンタジーに分類される小説だと思うが、終わり方といい、あまり「形がよくない」気がする。2017/06/27

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