秘録 島原の乱

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秘録 島原の乱

  • 加藤 廣【著】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 新潮社(2018/07発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 252p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784103110378
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

豊臣秀頼は大坂夏の陣を生き延びていた! 島原の乱はその末裔が幕府転覆を図った復讐戦だった! 遺作となった奇想の歴史時代小説。島原の乱は豊臣秀頼の悲願を果たす復讐戦だった!? 遺作となった長編時代小説。炎上する大坂城を脱出した秀頼は、遥か薩摩で捲土重来を期していた。各大名が配下の剣士を競わせる寛永御前試合の生んだ一瞬の政治的空白。そこを衝いて登場したのが天草四郎だった。仕掛人は秀頼の遺志を継ぐ旧豊臣政権下の忍び達。そして四郎の風貌はあの貴人と瓜二つ……。伝説から加藤史観を花開かせた空前の傑作。

加藤 廣[カトウ ヒロシ]
著・文・その他

内容説明

炎上する大坂城で、死期を悟った豊臣秀頼に、密かに奏上する影があった。その名は明石掃部。脱出の手筈は万端だった。調達された舟で大坂湾を離れた秀頼は、一路九州・薩摩の地へ…。捲土重来を期した雌伏の四半世紀。あえなく秀頼は逝ったが、その遺志を継ぐ軍団が起つ時を窺っていた。寛永御前試合が齎した一瞬の政治的空白を衝いて、軍団の要として島原に現れた天草四郎。その横顔は、さる貴人に瓜二つだった…。

著者等紹介

加藤廣[カトウヒロシ]
1930年、東京生れ。東大法学部卒。中小企業金融公庫、山一證券等を経て経営コンサルタントに。2005年、長編時代小説『信長の棺』を引っ提げて文壇デビュー。2018年4月没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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