ローマ人の物語〈5〉ユリウス・カエサル ルビコン以後

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ローマ人の物語〈5〉ユリウス・カエサル ルビコン以後

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  • サイズ A5判/ページ数 484,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784103096146
  • NDC分類 232
  • Cコード C0322

内容説明

カエサルの「3月15日」―人間を、歴史を動かした男の全貌。世界の運命を一身に凝縮させてルビコン川を渡ったカエサルは、たった五年間であらゆることをやり遂げた。地中海の東西南北、広大な地域を駆けめぐり、全ての戦いに勝ち、クレオパトラにも出会った。ついにはローマ国家改造の全改革をなし遂げて、元老院・共和政に幕を引く―。読みだしたらやめられない面白さ、迫真の筆致で描かれるコスモポリス(世界国家)を目指した男の物語。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

夜間飛行

59
いよいよファルサルスの決戦! ポンペイウスはアレキサンダー大王がペルシアを蹴散らした陣を敷き、しかも要となる騎兵をカエサルの昔の副将で手の内を知るラビエヌスに任せる。兵力も圧倒的に少ないカエサルだが、どの英雄も採らなかった意外な戦法で大劣勢をはね返してしまう。この戦いを見ていると、カエサルという男の生き方が呼び込んだ必然的な勝利のように思える。彼は歴史の渦の中心にいて人々の望む未来を感じ取り、オーケストラの指揮棒をふるうように一つの流れを作り出す。その生涯は政治と人間に関する巨大な文化遺産ともいえそうだ。2014/02/07

James Hayashi

33
2千年前の兵士と英雄たちの心情に迫り、当時の戦略と戦術を著者の新しい見方を加え分析。カエサルの後継者指名(オクタヴィアヌス→アウグストゥス)は結果的に帝政ローマの始動に繋がりパックスロマーナの時代へと結びつくが、彼の死後の混乱は凄まじい。二千年前の時代にカエサルやクレオパトラが活躍され、詳細な記録が残っていることに驚かされるが、彼らの思惑に想いをふけるのも楽しい。2017/11/17

syota

29
先日読んだ『ガリア戦記』が予想以上に面白く、その後のカエサルの歩みが気になったので、本書を手にした。第一人者ポンペイウスとの死闘、国家大改造の最中での暗殺、遺言で後継指名された若きオクタヴィアヌスが次第に地歩を固め、強大なアントニウスを撃破するまでを描いている。通読してカエサルの器の大きさを痛感した。軍事の天才というだけでなく敵を許す懐の深さと抜群の人望、何より機能不全に陥っていた共和制ローマに大鉈を振るい、世界国家への道筋をつけた不世出の政治家だった。まさに英雄。塩野さんの文章も平明で読みやすい。2019/11/18

MJ

25
再読。ユリウス・カエサル後編。「歴史はときに、突如一人の人物の中に自らを凝縮し、世界はその後、この人の指し示した方向に向かうといったことを好むものである。これら偉人たちの存在は世界史の謎である。」ブルクハルト『世界史についての諸考察』より。カエサル級の偉人が次に現れるのは何時なのか⁉︎と考えさせられる一冊。。。2020/12/17

yosa

22
なんかもうキャラクター小説として読んでいる。俺TUEEEで連戦連勝、世界の構造を変えるほどの改革を行える完璧超人だが、生え際が気になる女たらしカエサル。おだてに弱い当代一の知識人キケロ。面白味が無いのが逆に面白い小カトー。ノープランで暗殺GO、故に踊るブルータス一味。優柔不断なアントニウス。女史の筆ではボロクソなクレオパトラ。ラノベも吃驚の豪華布陣で、しかもみんな魅力的。オクタヴィアヌスはなんかちょっとアレだよなとか思っていたら、次回予告で特筆されているところもなんとも愉快だ。古代ローマを存分に楽しんだ。2019/01/19

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