ローマ人の物語〈4〉ユリウス・カエサル ルビコン以前

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ローマ人の物語〈4〉ユリウス・カエサル ルビコン以前

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  • サイズ A5判/ページ数 456p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784103096139
  • NDC分類 232
  • Cコード C0322

内容説明

前人未到の偉業と破天荒な人間的魅力、類い稀な文章力によって“英雄”となったユリウス・カエサル(ジュリアス・シーザー)。古代から現代まで数多の人がカエサルに魅きつけられ、政治・思想・演劇・文学・歴史等々、数多の視点からカエサルに迫った。それら全てをふまえて塩野七生が解き明かす、ローマ人カエサルの全貌―ルビコン川を前に賽が投げられた時まで。

目次

幼年期
少年期
青年前期
青年後期
壮年前期

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

夜間飛行

55
莫大な借金を遊興に投じ、艶聞の絶えなかったカエサルは、自らをローマの祖ヴィーナスの裔と信じていた節がある。もちろんリアリストたる彼は「祭事」の意味を知っており、最高神祇官に立ったのもその現れなのだろう。カティリーナ裁判の弁論では手本のようなキケロ、舌鋒鋭い小カトーに比べ、ローマの歴史から説いたカエサルに最も実があるように感じた。ガリア遠征でライン川に二度も橋を架け、ローマの技術力を見せつけたのもカエサルらしいやり方だ。彼の中では、人心掌握術・文章論・地理の正確な把握が、ごく自然に結びついていたように思う。2014/01/27

39
ユリウス・カエサル誕生から50才まで。これまで文庫本でしたが、今回はハードカバーを選択。本作の2/3をしめるガリア戦役については、カエサル著『ガリア戦記』をもとに、塩野さん視点で、人間カエサルの「所行追い」がなされています。カエサルの性格が、母親の愛情に裏打ちされたものだと知り、あらためてその存在の尊さを思ったし、カエサルが31才でスタートラインにたったときは、転職して再スタートをきった自分と同じと、感慨深くなりました。ラスト十数頁のルビコン越えは鳥肌。次巻はいよいよ「越えたあと」です。賽は、投げられた!2016/10/23

キムチ27

38
ボリュームがあるし、塩野先生の思い入れ講義を延々となぞるのにはしなくも多少欠伸しつつ読了。ローマ史を俯瞰しうる力量のある筆者ならではのカエサル論。女と金のコントロール能力は抜群。ローマ史を飾る偉大な指導者としてスッラと類似しているポイントを挙げている。確かに、同時期を生きたキケロ、小カトーとは何かを画するモノを持っていたであろう・・筆者の思い入れは眉唾としても。彼の脳裏に描かれたゲルマンやケルトへの意識にはなかなかのものを感ずる。征服の対象としてではなく、民族として畏敬を抱いて行ったのではなかろうかと。2014/02/28

James Hayashi

36
ユリウス一門は名門貴族。カエサルは規格外の人間である。多額な借金を抱え、夫を外地に送り出した上流夫人らなどと不倫。容姿はすぐれないがオシャレに気を使いかなりモテたと言う。世界史上でかなり重要な役割を果たす人物であるが、その彼の半生を描いた巻でルビコン川まで。2000年以上前の話だが、確かな記録と豊かな国家、8年に及ぶガリア戦を統帥したカエサルの指導性など学ぶべき所は多い。まだ分からないがパックスロマーナの根本は人間力?ゆえに成り立ったのでないかと感じさせる。2017/11/11

MJ

25
再読。ユリウス・カエサル前編。三十一歳になり、会計検査官に就いたカエサルは、赴任地であった現スペインの商港ガデスで呟く。「アレクサンドロスが世界を制覇した齢になったのに、自分は何ひとつやっていないではないか」と。ローマに帰国したカエサルは、独裁者スッラによって壊滅状態にあった民衆派を再建、三頭政治により元老院から権力を奪取。ローマ世界は彼を中心に回り始める。2020/12/16

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