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先を読む頭脳

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  • サイズ B6判/ページ数 217p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784103016717
  • NDC分類 796
  • Cコード C0076

出版社内容情報

羽生の頭脳は、なぜ誰よりも先を読むことができるのか? 二人の科学者が様々な実験データに基づいて天才棋士の思考、学習、戦術を徹底解剖。常識を超える発想を生み出して勝ち続ける秘密に迫る。

内容説明

混迷を打開し、一歩リードするために―二人の科学者が実験とインタビューを重ねて羽生善治の思考、学習、戦略を克明に分析。常識を超えた発想で勝ち続ける秘密に迫る。

目次

1 「先を読む頭脳」を育む(将棋との出会い;自分なりの学習法 ほか)
2 効果のあがる勉強法(勉強法の変化;序盤研究の重要性 ほか)
3 先を読むための思考法(できるだけ可能性を残す;動かさない方がいい駒 ほか)
4 勝利を導く発想(相手の観察;相手によって指し手は変えない? ほか)
5 ゲームとしての将棋とコンピュータ(先後の価値;将棋と男女差 ほか)

著者等紹介

羽生善治[ハブヨシハル]
1970年埼玉県生まれ。棋士。85年、中学3年でプロ四段に。89年、19歳で初のタイトル・竜王を獲得。94年、九段に昇進。96年、史上初の七冠(名人、竜王、王将、棋聖、王位、王座、棋王)制覇を達成

伊藤毅志[イトウタケシ]
1964年愛知県生まれ。88年、北海道大学文学部行動科学科卒業。94年、名古屋大学大学院工学研究科情報工学専攻博士課程修了。工学博士。同年、電気通信大学電気通信学部情報工学科助手に。専門は認知科学

松原仁[マツバラヒトシ]
1959年東京都生まれ。81年、東京大学理学部情報科学科卒業。86年、東京大学大学院工学系研究科情報工学専攻博士課程修了。工学博士。公立はこだて未来大学システム情報科学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

甘い虫

1
先読みの量と時間や対局中の視点移動を初級者〜上級者と羽生さんで比較したグラフを見ると、洗練されるとはこういうことか…と圧倒される。2022/07/08

鰐雨

1
羽生さんの考え方と言うのは一つの参考になった。将棋の殆どの手はマイナスと云う話は、言われてみればなるほどな、と思える。2011/04/24

ニョンブーチョッパー

0
★★★☆☆2016/08/09

Seele

0
科学的な分析というより、羽生善治が将棋観を語り、それを共著者が自分の専門分野の視点からコメントする形式。目新しさはないが、思考することそのもについて書かれた本としてみると、興味深い。@稲城中央図書館2011/11/29

muhamado

0
タイトル戦で実際の指し手と控え室の検討が違うのは棋風が違うから(棋風は棋士一人ひとり違う)とのこと。また、コンピューターはその局面だけで指し手を決めるが棋士はそこに至るまでの手順も考慮する。私もその局面だけで指し手を決めているからまだまだ弱いのでしょう。上達のヒントになりました。2011/03/20

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