内容説明
児童相談所の所長・山野は、増え続ける児童虐待の報告に頭を抱えていた。その増え方は、明らかに異常だ。児童虐待で始まった違和感は、刑事事件へと発展し、京都の町は瞬く間に無差別殺人によるパニックに陥った。だが、無差別に見えた殺人には、実はある一つの「法則」が隠れていた―。人類進化の最終形態を、戦慄すべきヴィジョンで提示した、恐るべき予言の書。第６回ホラーサスペンス大賞特別賞受賞作。
著者等紹介
木宮条太郎［モクミヤジョウタロウ］
１９６５年、兵庫県生まれ。２００３年、第十二回新人シナリオコンクールで佳作受賞。『時は静かに戦慄く』で、第六回ホラーサスペンス大賞特別賞を受賞した。小説以外の作品に、映画シナリオ「エモーション・フラット」がある（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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takaC
50
何じゃろか、これは！？2018/10/24
かめぴ
8
ゾンビ映画みたい。最近特に多くなったと感じられる幼児虐待を題材に、というのは非常に興味が惹かれるが、最後・・結局これは続くのか。新しい世界になっていくんだろうなぁとは思うものの、なんで途中あんなに唐突に殺し合い？2016/03/19
asa.com
4
ホラーサスペンス大賞特別賞の本。 京都にある児童相談所所長の山野は虐待件数の増加と内容に違和感を感じる。 止められない家族の崩壊。家族による不可解な事件。 親が子を守るのはなぜか。当たり前とされているが本当にそうなのか。 で、ストーリーはホラー化して怖っ・・・、ラストはうーーーーん。ちょっと物足りない感じ。 想像力をかきたてるといえばそうなのかもしれませんが。 人類はどこへ向かったのかな。 2013/01/13
黒とかげ
3
全体のテンポが悪いような気がした。それと最後まで謎が解けないのがモヤモヤする。現代への警告なのだろうか？2018/10/23
CCC
3
何だかとても釈然としない2015/07/29
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