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港町食堂

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  • サイズ B6判/ページ数 237p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784103003519
  • NDC分類 915.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

遠くへ行って、素直になりたい_港町の人情が、N木賞受賞で
一気にエラクなってしまった偏屈作家の心を解きほぐす!?
感動&爆笑の紀行エッセイ。

内容説明

N木賞受賞でさらに多忙に、もっとワガママになった自称“品川イチの偏屈作家”を待ち受ける受難の数々。毒舌炸裂、阿鼻叫喚、トドメに感涙必至の紀行エッセイ。

目次

第1便 美人ママに叱られたい―高知・土佐清水篇
第2便 謎の生物VS.美人女医―五島列島篇
第3便 名もない小説家、ひとりたたずむ―宮城・牡鹿半島篇
第4便 N木賞などおかまいなし―韓国・釜山篇
第5便 食い意地のせいなのか?―日本海篇
第6便 極寒の孤島に閉じ込められて…―稚内・礼文島篇

著者等紹介

奥田英朗[オクダヒデオ]
1959年岐阜県生まれ。97年『ウランバーナの森』で作家デビュー。2002年『邪魔』で第4回大薮春彦賞を、04年『空中ブランコ』で第131回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おくちゃん🌸柳緑花紅

83
奥田先生、同じおくちゃんどうし、是非次の旅はご一緒させて下さい♪何とも楽しいフェリーの旅。港の町で出会う食!!地元の人達!!お決まりのスナック(笑)新鮮な地元ならではのお料理を食べて「神様、これがしあわせってやつですか~」って私も言いたい!!面白くて美味しい作品!!益々奥田英朗さんのファンになった。2015/02/19

なにょう

22
★港町に行って食堂でひたすら食べて、夜はスナックに繰り出す。なるほど、港町食堂であるよ。チヂミにタコしゃぶに佐渡牛のステーキ。博多ラーメンに五島うどん。口福とはこのことだろう。★奥田さん、普段は東京で独り住いで、スナックなんか無縁みたい。それがお仲間を得て、楽しく飲み食いして、ヨカッタヨカッタ。★一見、お気楽なんだけど、その土地その土地の人情に触れ、その土地の人らしい生き方ができることが一番だと言う。★面倒だとかなんだとか言いながら、海鳥に餌をやるとなると俄然、ヤル気出すとか面白いお方だな。2016/03/21

takaC

18
タロウ君とシンゴ君もいい味出してます。ユカ編集長ももっと登場して欲しかった。2010/10/08

みつりんご

15
奥田先生の食と旅のエッセイ、装丁のほど良い下品さに始まり笑いを期待せずにはいられない。N木賞をとった後でも用意された船室のグレードがとても庶民的だったりするあたりはS潮社も奥田先生にあえてネタを提供しているのでは?と思わせる。肩のこらない仲間同士で食べたり遊んだりしている気分になれる一冊、期待通り思いっ切り笑えます!あー五島うどん食べてみたい♪お腹もすいてくる一冊でもあります。2014/03/24

れお

14
フェリーで全国を旅するなんて、贅沢。近県の高知から始まり、お魚やお寿司、食事の後の地元のスナックでのやり取りが楽しい。豪華な船室で旅に出たくなりました。楽しい人なんだなと実感。2014/03/15

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