内容説明
裏口入学、お寺の売買、競馬の予想、野球賭博、ゴーストライター…。怪しい仕事師たちの、あっけに取られる見事な手口と、スリルに満ちたその生活に迫る。
目次
第1章 口の仕事師(悪徳興信所;競馬予想会社 ほか)
第2章 技の仕事師(カギ師;野球賭博師 ほか)
第3章 業の仕事師(「車で融資」の金融業者;お寺売買のコーディネーター ほか)
第4章 誘の仕事師(ヌード撮影の仕掛人;必殺掲示人 ほか)
著者等紹介
北尾トロ[キタオトロ]
1958年、福岡県生れ。法政大学卒業。就職するも、初日の昼休みで辞める。フリーターなどを経て、ノンフィクション・ライターに。取材をきっかけに、現在はネット古書店の経営も手がけている
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感想・レビュー
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saga
51
【古書】著者の趣味がギャンブルとあって、競馬の予想屋、野球賭博、ポーカー賭博の入れ込み方が尋常でなかった。興味深かったのは「お寺売買」と「必殺掲示人」。後者でパソコン通信という懐かしい言葉に久しぶりに接した。私もダイヤルアップでニフティ通信を始めた口。パソ通では違法スレスレの怪しい商売という印象だが、今のネットは違法の蔓延する世界になってしまったようだ。文庫本あとがきが2001年、隔世の感を思わずにはいられない。2021/12/16
たかひー
1
★★★ 覗き見感覚で肩の力を抜いて楽しめた。2014/09/18
yk
0
再読。世の中こわい。でもやっぱりお金ですよね。2011/08/27