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新潮文庫
教皇暗殺〈4〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 360p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784102472309
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

いよいよ“ラビット”一家が動き出した。ライアンは、彼らの生命を守るための、神をも欺く作戦の仕上げに取り掛かる。“ラビット”のもつ情報に驚愕したCIAとSISは、一転して教皇の生命を守る方法を必死に考えることになった。気丈な教皇を公の場から遠ざけることはできない…。現実の事件や実在の人物と巧みに織り交ぜ、圧倒的なリアリティで迫る、詳細な諜報小説。全4巻完結。

著者等紹介

クランシー,トム[クランシー,トム][Clancy,Tom]
1947年ボルティモア生れ。保険代理業を営む傍ら9年がかりで執筆した『レッド・オクトーバーを追え』で、’84年一躍ベストセラー作家になる。豊富で該博な知識と詳細なデータをもとに現代戦の実相を描き、ハイテク軍事スリラーの元祖となった
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

橋川桂

12
タイトル詐欺とは言わないまでも、教皇暗殺計画をめぐる攻防が描かれるのは最終巻も後半になってから。それまでは重要な情報を握る「ラビット」を西側へつれてくる亡命作戦が淡々と進行する。トラブルらしいトラブルもなく、こういう計画が練られて、こういう経緯を経てこうなった、が語られるばかりといっていいくらい一本調子なはずなのに、それが滅茶苦茶緊迫感ある。2019/04/23

ぬぬよよ

11
若き日のライアンの物語。最後までライアンがどう絡んでくるのか楽しみに読み進めました。2019/12/23

コージ

5
キリスト教信徒の多い国や信徒にとって、教皇を暗殺するとは未遂に終わったとはいえ、とんでもない事だったんだと改めて思った。史実を調べている訳では無いが、ソ連が傀儡国家の工作員に暗殺を依頼し、その工作員は共産主義とは無関係のトルコ人に実行させる。ゆっくり物語が進むから東西冷戦時代の緊張感は薄いが西側諸国にとっての最大の敵、ソ連が強い時代を描く小説は面白い。2021/08/25

かずお

5
★★★☆☆ よくわからない情報を基にして、結果を残したのは流石だけど…スパイからの情報を100パーセント利用するとスパイだとバレてしまうってジレンマはしんどいなぁ。スパイ稼業は疑心暗鬼じゃないとつとまらない。 そしてジェームズボンドみたいなスパイはいない。2018/03/02

Richard Thornburg

5
感想:★★  4巻に入って「教皇暗殺」計画情報を握ったKGB情報将校の亡命作戦成功。  そのあとで「教皇暗殺」に関する話がおまけ程度についてきます(^ ^;  エピローグも特になく、特に盛り上がる箇所もなく物語は終わりました・・・的な感じです。  やはり前半の冗長さが面白みをなくしている気がします。  4巻セットではなく、上下巻の2巻セットくらいでもよかったのではないでしょうか。  全体的に地味な作品でした。2014/03/28

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