新潮文庫<br> トム・クランシーの戦闘航空団解剖

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新潮文庫
トム・クランシーの戦闘航空団解剖

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  • サイズ 文庫判/ページ数 717p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784102472064
  • NDC分類 398.253
  • Cコード C0198

内容説明

かつて戦闘機乗りが少年たちの憧れだった時代があった。しかし軍備縮小が不可避となった今、軍の組織や兵器そのものが従来とは異なる位置づけを求められている。現代の空軍、戦闘機はいかにあるべきなのか。米空軍が進める「戦闘航空団」への組織改革とはいかなるものなのか。最新のF‐22までを含めた現有戦力・兵器を徹底的に解説した軍事ノンフィクションの力作。図版多数収録。

目次

空軍初級講座
「砂漠の嵐」作戦―計画と航空作戦
軍用機あれこれ
兵器―爆弾はいかにして「賢く」なったか
航空戦闘軍団―父の知らない空軍
第三六六航空団探訪
戦争に備える―「グリーン・フラッグ94‐3」
役割と任務―現実世界における第三六六航空団
結論

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ねりわさび

35
クランシーの軍事研究の集大成、或いはその知識パーツを書籍化したもの。1995年時点の米軍戦力を冷徹な視点でカテゴライズしている。最終章近くで架空戦記として近未来のベトナムとアメリカが開戦する物語が掲載されており、短編小説としても楽しめました。2020/02/07

鈴木誠二

2
約20年前の本だが、アメリカ空軍の包括的な紹介の側面もあり、古さを感じさせない(でもアップデート版も読みたい)。賛美一辺倒ではなく、問題点の指摘も各所にあるところも良かった。架空シナリオでイスラム系の米空軍兵を登場させるところも小技が効いている。2017/04/02

マサトク

1
大著。用語解説を入れて700ページぐらいか。94年の取材を元にした、アメリカ空軍ルポルタージュ。二十年近く前のものでそれなりに古びている、とはいえ、根本的な状況が変わっているわけではないので、今読んでもそれなりに有用だし、読みでもある。今のアメリカ軍の編成も、当然この時期の即応部隊化の流れの延長線上にはあるわけだしな。アップデートしたもの、読みたかったなあ。2013/11/30

GEL

1
1990年代半ば、湾岸戦争後の米空軍を中心にした解説書。割りとスペックの羅列になりがちなミリ本なのだけれども、トム・クランシーの目を通した二次資料として読みやすくて面白い。現代空戦概論としては相当のもの。ただまあ、911,そしてイラク戦争前の20年前の代物なのには注意。F-22……なんですぐ死んでしまうん?2013/06/25

hayatama

1
古いけど読み応えはある。(読むのに5日かかった・・・。)ただ、ランボー張りの愛国心バリバリは少々鼻につきます。まぁ、健全なレベルの愛国心なんでしょうけど。2009/11/16

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