内容説明
ローマ教皇の誕生日を祝うミサで、枢機卿が暗殺された。その数日後、ロスの弁護士ハリー・アディソンの留守番電話には、神父としてヴァチカンに配された弟ダニーからの切迫した伝言が残される。そして、ダニーを乗せてアッシジへ向かうバスが爆破された。弟の遺体を引き取るべくローマに赴いたハリーは、自分が恐るべき陰謀の渦中にあることを悟る―。全米が震えた危険な話題作。
著者等紹介
フォルサム,アラン[Folsom,Allan]
ボストン生れ。1963年にボストン大学を卒業後、ロスアンジェルスで映像関係の仕事に携わり、脚本家としても活動。’71年にボストンへ戻り、不動産、ホテル、レストランなどで仕事をした後、’70年代後半に結婚。再びロスに赴き、脚本家として復帰。’94年、『狂気のコードネーム《明後日》』で小説家デビュー
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