新潮文庫<br> スカーレット 〈2〉

新潮文庫
スカーレット 〈2〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 489p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784102442029
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

美雀(みすず)

34
チャールストンの生活に馴染もうとスカーレットは頑張るがレットは彼女を追い出したくて仕方がない。エレナはそれほど親身ではないし、ローズマリーに監視されてるみたいで、可哀想でした。おまけにアンはレットに横恋慕!オイ、あんた何処の雌猫だよ!なんか不愉快だなぁ。サヴァナに渡ればロビヤール家とオハラ家の葛藤に苦しむ。舞台はアイルランドへ。2015/02/28

佳乃

28
スカーレットが少しずつ心が成長していっていることは嬉しい。けれど、自分のことまではやっぱりまだわかっていない。レットはスカーレットを愛しているけれど、燃えるような情熱のスカーレットをそのまま受け止めることができない。そこまで心が疲れ、静かなものに惹かれるのだ。また、スカーレットとはいれないのだ。スカーレットはお互いが愛し合っているからこその今なら、一緒にいれると疑わない初心な女なのだ。さぁ、スカーレット、父ジェラルドの故郷、そして、自分のその熱い情熱の元がアイルランドにあるのをその目で確かめよう。2017/01/22

佳乃

26
再読。スカーレットを愛するレット。なのに、一緒にいればレットはまたスカーレットに愛を貪りとられると・・・ローズマリーが言ってはならない一言をスカーレットニ・・・もう卑怯な一言だわ。レットの「ダーリン、おれの命・・・云々」というくだりが大好き。愛しているのに心がすれ違いいつまでも追いかけっこ状態。卑怯なローズマリーはスカーレットの手紙を焼き捨てる。何度読んでもイラッてしちゃう。色んな気持ちで次巻へ急ぎましょ。2017/11/27

寧々子

13
チャールストンで暮らすスカーレットは精彩を欠いていて、ちょっと読むのが辛かった。 慎み深さを強いる社交界の流儀はスカーレットを戸惑わせ、彼女らしさを削いでしまうからです。 ひたすらレットを求め拒絶されるので、何だか出来の悪い恋愛小説を読まされている気分にさえなりました。 物語に惹き込まれたのは、やっぱりスカーレットがサヴァナへ移ってから! この町でスカーレットはようやく自分らしさを取り戻し、自分のルーツともいえる人々と出逢うからです。 やっぱり気が強くてやりたいことはやるスカーレットは魅力的♪ 2015/10/20

Kouro-hou

13
スカーレットさん、最近来なくなったレットを彼実家のチャールストンまで追っていくの巻。作者がチャールストンの出身だそうなので、町の描写については正確そう?その割にはあまり良くは書かれていない。 ひたすらスカーレットさんが窮屈な環境で押しの一手なので読んでてツライというか、侘しいというか。その一方で恐慌にもかかわらず商売は大繁盛。この話、前作と違って基本的にお金には困らないんである。前作に登場しないオリジナルキャラが増えてきて、いよいよ独自展開というところで3巻へ。2014/08/04

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