内容説明
もう何年も恋らしい恋をしていないサバンナ。離婚したてのバーナディン。いつも男にだまされるロビン。仕事と息子だけが生きがいのグロリア。アリゾナ州フェニックスに住む、パワフルで、シニカルで、ファニーでタフな4人の主人公たち。’90年代の都会に生きる大人の女たちのホンネを辛辣なユーモアをまじえてリアルに描き、全世界の女性から共感をもって迎えられたベストセラー小説。
目次
ディック・クラークではなくて
突然ひとり
今の話、聞かなかったことにしてね
お祈りが届かない
燃えろ燃えろ
デブ
煩悩は州境を越えて
敵が本性を現した
金星は乙女座に
楽しいひととき
表現の自由
蒸気
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いっちん
5
三十代の黒人女性の話。黒人バージョンのsex & the cityみたいに進んでいく。4人の会話がテンポよく赤裸々で面白いけど、下の話の展開がどうなるのか全く予想できない。2014/05/13
もらい水
1
30代半ば、黒人女性4人。自分とは異なった社会の話。それにしてもみんな元気。2012/01/19
彗
1
ふと手に取った本だったけれど、すごく面白い。物語にぐっと引き込まれるし、30代半ばの黒人女4人の複雑な心理がおもしろおかしく描かれていて、読んでいる方を飽きさせない。どのキャラクターも濃い味出しているし。下巻が楽しみ。2010/01/29