内容説明
少年の名はマーク、11歳。その日彼は弟のリッキーをつれてタバコを吸うために森へ行き、一人の男の自殺に遭遇してしまう。自殺した男は上院議員殺害の嫌疑がかけられているマフィアの弁護士で、死のまぎわ恐るべき秘密情報をマークに打ち明けた。秘密をしゃべったら自分も殺される。たった1ドルで弁護を引き受けてくれた女弁護士レジーと共に、彼は巨大な権力に追われ始めた…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
背番号10@せばてん。
28
【1994_週刊文春ミステリーベスト10_海外6位】【1995_このミス27位】1995年12月26日読了。あらすじは忘却の彼方。(2020年10月16日入力)1995/12/26
James Hayashi
25
これもメンフィスが舞台となっているが、上巻だけでは法廷モノとは言えない。主役は女性弁護士なのか、今の所事件のあらましやマフィア連中、検事やFBIなど様々な思惑を見せられ核心が掴みづらい。上院議員の殺害と自殺した弁護士などミステリーが興味を引きつける。下巻へ。2017/02/04
只三郎
23
何年も前に映画化された本作。 映画の内容は忘れたが、凄く面白かったという記憶はあったので、原作を読んでみた。 まだ、上巻しか読んでいないが、確かに面白い。先の展開が気になるので、早速下巻を読み始めます。2017/10/29
アッシュ姉
6
★★★★
marb21
2
10数年振りの再読。ラストはしっかり覚えていましたが、それでも楽しめました。マフィアが隠した死体の在処を知ってしまった小学生。場所を聞き出そうとするFBIと防ごうとするマフィア。それしかないだろうという決着でしたが、最短ルートでいけば半分以下の分量で決着しそうなところを、上下巻にわたって引っ張りまわします。主人公の少年の魅力もさることながら、助ける弁護士も良い味だしてます。2021/03/21