内容説明
ハーヴァードを優秀な成績で卒業した苦学生ミッチは、メンフィスの小さな法律事務所から高額の年俸、BMWの新車つき一軒家という破格の待遇で迎えられた。この事務所、新人弁護士にも苛酷な仕事を要求するが、10年もすれば億万長者であとはバラ色の人生が待っている。彼は愛妻アビーの不平にも耳を貸さず、一日20時間働いた。だが、こんなうまい話、この世の中にあるわけない…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
James Hayashi
27
ハーバードを卒業し直ぐに高額の年棒、新車のBMW、一軒家付きの待遇でメンフィスの法律事務所で働き出すミッチ。もちろんとてつもなくハードな仕事があり、家で寝ることさえ覚束なくなる。しかし高額の年棒には隠された秘密があり、ミッチもそれに気づき出す。読み始めは多少古臭さを感じたが(1991年)、引き込まれるようにストーリーに読みふける。著者の2作目というが、稀代のストーリーテラーと感じさせる。下巻へ。2017/01/16
背番号10@せばてん。
26
【1993_このミス9位】【1992_週刊文春ミステリーベスト10_海外4位】1997年12月23日読了。あらすじは忘却の彼方。(2019年3月19日入力)1997/12/23
mi
7
(何故このようなタイトルなのだろうか)が(ああだからこのタイトルか)になった時から、こわい、こわい。「口は敗訴のもと」なら、何処で話せばいい?ロースクールを卒業→法律事務所就職→司法試験合格→アソシエイト→パートナー→金と高みを目指していた筈が・・・。下巻へ。2019/02/16
choco
3
胡散臭すぎる法律事務所、入ってみたらやはり!な展開。 ミッチがんばれ〜と思う一方、なんでそんなことしたんだよ!撮られるなよ!てかやるなよ!てことがたくさん。家族の命も脅かされてるから、自分ならどうするか考えて感情移入してしまった!2022/07/15
みなみ
3
こんなうまい話ない、と思ったらやばすぎて逆にびっくりした(笑)さあどうなる!ってとこで上巻が終わっちゃったので、これから下巻。2014/02/01