新潮文庫<br> 大聖堂〈上〉

  • ポイントキャンペーン

新潮文庫
大聖堂〈上〉

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 601p/高さ 16X11cm
  • 商品コード 9784102358016
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

12世紀のイングランド。いつか大聖堂を建てることを夢見る建築職人トム・ビルダーは、職を求めて放浪の日々を送っている。そのころ、かつての大修道院キングズブリッジは衰退し、その大聖堂も大掛かりな修復を必要としていた。折しも教会を軽視してきた国王が逝去し、イングランドに内乱の危機が迫る。―壮麗なる大聖堂の建立をめぐり、数多の人びとが織りなす波瀾万丈の物語。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たつや

38
「針の眼」の流れでケン・フォレット作品ということで読みました。12世紀のイギリスが舞台。最近キリスト教に傾倒している自分にはおあつらえのタイトルなので借りました。今年の秋は司馬遼太郎作品祭りでスキルアップできたので、上中下の3巻ですが、昔ならまず借りませんが普通に3冊まとめて借りてる自分に苦笑していた。1巻もそこそこ厚いけれど、すらすら読みやすかったです。1部~2部にかけてを収録長きにわたる大聖堂建築の群像劇はまだ続く2016/11/25

翔亀

35
【コロナ20-1】コロナ関係を手あたり次第読み続けてきたが、本書は正直関係ない。黒死病を描いた「ドゥームズデイ・ブック」【コロナ11】や 「異星人の郷」【コロナ14】で中世という時代は面白そうと手に取った次第(ただ、続編の「果てしなき世界」は黒死病の時代を扱うので全く関係ないわけではない)。■さて上巻の感想。本書は英国の中世(12世紀)の歴史を追体験するとか、文学の香りを味わうというものでは全くない。教会を建築する石工だとか、封建領主の城だとか、修道院だとかを舞台にした愛憎と抗争と陰謀の物語の↓2020/06/10

sakadonohito

12
大聖堂の設計と建築を夢見る建築職人のトムと修道院長フィリップを中心に描かれる物語。メインはおそらくトム。舞台は12世紀(1130年頃?)イングランド。モラルとか無知蒙昧さなど当時の雰囲気が感じられる情景描写を楽しめた一方で教会建築には無知なのでそのあたりの説明や表現は全くイメージできなくて適当に流し読みしてしまった。2022/02/12

天翠

3
建築に関する部分を想像するのが苦手でぶっ飛ばして読んでも大河ドラマ的で十分面白い。人間くさいキャラクターばかりで昼ドラを思い起こさせる。ラスト近くで大嫌いなシーンがあって早く死ねと思うキャラ有。それだけ感情移入してハマっている、ってことかい?今度どうなるのか、予想もつかない展開がまっていると思う。それにしても、おなかがすくなぁ…。2011/09/14

kino

3
上・中・下巻と続く長さにひるんでいたけど読みはじめたらするする。2011/03/08

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/387956
  • ご注意事項