内容説明
ボブはヴェトナム戦争で８７人の命を奪った伝説の名スナイパー。今はライフルだけを友に隠遁生活を送る彼のもとに、ある依頼が舞い込んだ。精密加工を施した新開発の３０８口径弾を試射してもらいたいというのだ。弾薬への興味からボブはそれを引受け、１４００ヤードという長距離狙撃を成功させた。だが、すべては謎の組織が周到に企て、ボブにある汚名を着せるための陰謀だった…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
🅼🆈½ ユニス™
83
非常のスロースタートで退屈さを堪える事に忍耐が必要だった。が、流石にアメリカ文学！途中からスピードがつき始まると一気にページを捲らせる。いざ下巻へ！2019/04/07
遥かなる想い
81
1999年度「このミス」第一位。ボブが活躍する本書の世界にも魅せられた。 文体が小気味いい。ボブが登場するだけで、引き締まり、そこには 饒舌のない真実を追う者の迫力を感じる。アクション系の本は なかなか 入り込めないが、敵役をうまく設定して、一気に読める切り口を用意している。 「銃」に興味ある人にもたまらない本になっているのだろう。四部作の第一作らしいので、残りも順に読んでみよう2004/01/01
goro＠80.7
69
再読了。「真夜中のデッドリミット」に続きボブ・リー・スワガーシリーズの１作目。犬と静かに暮らしていた孤独な男の元に舞い込んだ心揺さぶれる依頼に答えるのだが、それは巧妙な罠だったのだ。大統領暗殺計画を阻止するはずだったのが…。映画版はマーク・ウォールバーグだけどちょっと若すぎるかな。いよいよってところで下巻へ進みます。2020/02/08
いおむ
48
前の前の勤めていた会社の人がすすめていたシリーズで、思い出し買いしました。熟成した年代の男女しか出てこないシブい格好良さの充満した作品。冒頭のシーンから魅了されっぱなしでした！下巻が楽しみです♪2018/07/03
背古巣
39
若干の事前知識をもって読み始めました。ボブかっこいいです。どうやって彼をはめた人たち、組織に復讐をしていくのか下巻が楽しみです。ところで、読み終えてから気づいたんですが、これってシリーズものなんですね。はまりそうです。読みたい本が増えて困ります（＾ｖ＾）2015/06/08
