内容説明
MITの孤独なハッカー少女セレストが偶然作りだしたコンピュータ・プログラム〈ヴァレンティーナ〉。彼女は考え、感じ、話すことができた。彼女を破壊しようとする名うてのハッカーたちとの戦い、セレストとの友情、人間社会への好奇心…。様様な体験を通して、ヴァレンティーナは学習し、成長してゆく。コンピュータ・ネットワーク社会を舞台に描く、近未来人工知能テーマのSF。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
今江@神奈川
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30年前の作品なので古くさい部分もあるけど面白い。プログラムが自意識持って最初に人間世界にアクセスするくだりが良い。2016/10/06
とらやん
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ネットワークに偶然生まれた自我を持つプログラム、 ヴァレンティーナの冒険談。 昔の SF だから、メインフレームとかが出てくる。 企業が大型コンピュータを時間借りしてたりする。 なんだかとても懐かしいなあ。 もちろん SF なんだけど、社会小説っぽくって、 ちょっと面白かった。2016/08/31
VAVA
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「夏への扉」のサイバーパンク版、みたいな?2011/12/19
たろう
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ヒロインが並列コンピュータに入り込んだときの描写が好き。