内容説明
突き崩せない特殊部隊員の猛者たちの証言。情報のリーク。さらにはジャーナリスト殺害事件までが発生しドラモンドは窮地に追い込まれる。内通者は誰か?誰が真実を語っているのか?そして誰が誰を守ろうとしているのか?捨て身の調査の末に、ドラモンドを待っていた終幕とは…。陸軍のすべてに精通した著者が克明に描き出す「義務と名誉と祖国」をめぐる熱き魂の遍歴。
著者等紹介
ヘイグ,ブライアン[ヘイグ,ブライアン][Haig,Brian]
1953年、ケンタッキー州生れ。合衆国陸軍士官学校卒。その後、西ドイツ・韓国などに派遣され、ソ連や北朝鮮の脅威に対峙する。’97年、中佐で退役。ヘリコプター会社で社長にまで昇りつめるが、2000年1月に退社。以後、本作をはじめ3本の小説を書き上げる。現在はプリンストン郊外に在住。元合衆国国務長官のアレグザンダー・ヘイグは実父
平賀秀明[ヒラガヒデアキ]
1956年、埼玉県生れ。早稲田大学法学部卒業後、通信社勤務などを経て翻訳家に
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感想・レビュー
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よしさん只今休憩中~
1
軍とCIAの妨害にあいながらも屈することなく事件調査を行うドラモント少佐。上司から調査日程の短縮を命じられ、身内には内通者がいる。おまけに無実の罪で逮捕までされる。普通なら投げ出す事態だが屈することなく突き進む姿は皮肉屋ではあるが心の髄まで軍人であり、「義務・名誉・祖国」への誓約をなによりも重んじている誇り高い男の姿であると思う。2012/11/18
MatsumotoShuji
0
011202
kama
0
★★★1/2 舞台は合衆国陸軍、主人公はその法務官ということで警戒しながら読み始めたら一人称で語られる軽い乗りのハードボイルドでズンズン読める。その上この下巻では戦争の重みもリアルに描かれる。真相に驚きは無いし、放り出しぱなしの謎や殺人事件も物足りないが、面白かった。2014/04/29
ラブミーテンダー
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上巻は退屈だったが、下巻に入ってやっとこさ興味が持てた。最後は予定調和アメリカは偉大って感じで。2013/04/12
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- 和書
- 三国演義 〈第6巻〉