出版社内容情報
二十歳で才気あふれる詩人として文壇にデビューし、バレエ台本、小説、絵画、映画製作など、芸術のあらゆるジャンルにわたって才能をほしいままにしたコクトー。彼の詩は、古典と前衛、調和と破壊を豊かな感性で結合させ、一作ごとに異なった美を生み出している。ここには、1920年以後に書かれた『詩集』『寄港地』『用語集』『平調曲』『オペラ』から、代表作を収録した。
内容説明
二十歳で才気あふれる詩人として文壇にデビューし、バレエ台本、小説、絵画、映画製作など、芸術のあらゆるジャンルにわたって才能をほしいままにしたコクトー。彼の詩は、古典と前衛、調和と破壊を豊かな感性で結合させ、一作ごとに異なった美を生み出している。ここには、1920年以後に書かれた『詩集』『寄港地』『用語集』『平調曲』『オペラ』から、代表作を収録した。
目次
『詩集』(一九二〇年)より(マリー・ローランサン;放列 ほか)
『寄港地』(一九二〇年)より(海よ;帆船 ほか)
『用語集』(一九二二年)より(偶作;ヴェニスの恋人たち ほか)
『平調曲』(一九二三年)全(時間という;絶えず文なしの ほか)
『オペラ』(一九二七年)より(自画像;傷ついた祈り ほか)
著者等紹介
コクトー,ジャン[コクトー,ジャン][Cocteau,Jean]
1889‐1963。フランスの詩人・作家。ブルジョワの家庭に生れ、幼少の頃から上流社会に身を置いて、多くの文人、芸術家と交流。20歳の時に出版された処女詩集『アラジンのランプ』で、一躍時代の寵児となる。戯曲、絵画、映画などにも多彩な才能を発揮。古典と前衛の間を自在に往還し、夢と現実、秩序と無秩序などが表裏一体となった数々の名作を残す
堀口大學[ホリグチダイガク]
1892‐1981。東京・本郷生れ。詩人、仏文学者。慶応義塾大学を中退し、10数年間外国で暮す。『月光とピエロ』に始まる創作詩作や、訳詩集『月下の一群』等の名翻訳により、昭和の詩壇、文壇に多大な影響を与えた。’79年文化勲章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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