内容説明
コンサルティング会社の高給を投げ打ち、ジョンは財団を設立し、自らバイオテクノロジー会社を立ち上げる。我が子の命を脅かす難病を、新薬開発によって退けるために。だが、わずかな光明を頼りに必死の奮闘を続ける彼の願いも虚しく、幼い子供たちの体は日に日に弱っていく―。新薬は間に合うのか?そして、一家の前にたちふさがった最後の壁とは。全米が涙した、ある家族の実話。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シャンピニオン
5
職場の人が、本作のご本人に会って話をしたとのことで、興味あり読んだ。彼だからできたと感じてしまうが、後半はハラハラさせられた。ノンフィクションなので、本当に薬が間に合ってよかった。 ハリソンフォード出演で映画化もされたのに、絶版。中古でしか買えない2024/07/07
なぎ
2
家族愛に感動為せば成るだね2016/11/30
Holden Caulfield
2
著者のジータ・アナンドは、インド、ムンバイ生まれ、ボストン・グローブ紙の政治記者を経てウォール・ストリート・ジャーナル紙に移り、2003年にピューリッツァー賞受賞、2006年にジェラルド・ローブ賞までも受賞している、「小さな命が呼ぶとき」ハリソン・フォード主演で映画になってる事も読了後に知る、まさに、「事実は小説よりも奇なり」2016/01/16
うたまる
2
「これはまさにアメリカの物語です。希望と、意志の力と、お金の賜物に他なりません。ハッピー・エンドになるのだと信じているからこそ成し遂げられたことです」2011/08/03
tonsuke
1
最後のほうに、内容の裏づけインタビューの時期とかが収録されているんだけど、いちいち、ペ~ジをめくって読むのがめんどくさかったです。後半は、めくらないで読みました。 わが子に、もちろん愛があるに決まっている。でも、そこに巨大なお金がないと、臨床試験の開発はできない、あっても、会社のCEOとの狭間で、わが子への臨床試験リストに入れられないジレンマ。難しい問題だったけど、この夫婦は乗り越えました。よかったです。2013/05/23