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新潮文庫
神さまの話 (改版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 206p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784102175040
  • NDC分類 943
  • Cコード C0197

内容説明

神さまの手の話、貧しい人々の話、指貫の話、芸術家の話…。2ヶ月にわたるロシア旅行を通じて、敬虔で素朴な民衆の姿に感動した若きリルケ。彼はその後“神さま”という一本の糸で貫かれた13の珠玉から成る短編集を7晩で一気に書きあげた。子供のための話を大人に話して聞かせるスタイルを取り、それぞれの話が淡いパステル画を思わせ、まるでおとぎ話のように静かに語られる。

著者等紹介

リルケ[リルケ][Rilke,Rainer Maria]
1875‐1926。プラハ生れ。オーストリアの軍人だった父によって入学させられた陸軍士官学校の空気に耐えきれず約一年で退学。リンツの商業学校に学びながら詩作を始める。二度のロシア旅行の体験を通じて文筆生活を決意し、詩の他、小説・戯曲を多数発表。後にパリに移り住み、一時ロダンの秘書も務めて大きな影響を受けた。また生涯を通じて数多くの書簡を残している

谷友幸[タニトモユキ]
1911‐1981。東京生れ。独文学者。京都帝大独文科卒。京都大学文学部教授、のち名誉教授を勤める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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