内容説明
著者率いるＮＵＭＡは、現在も幻の沈船を求めて東奔西走。その模様はドキュメンタリー番組として全米で放映されている。今回、白羽の矢が立てられたのは、南北戦争時の南軍甲鉄艦マナサスとルイジアナ。北軍が誇ったキーオカック、ウィホーケン、パタプスコ。海洋史上もっとも有名な幽霊船メアリー・セレスト号…。歴史の秘話と探索の悲喜劇で綴る好評ノンフィクション第２弾。
目次
第１章 レマブル号
第２章 汽船ニューオーリンズ
第３章 甲鉄艦マナサスとルイジアナ
第４章 連邦国艦船ミシシッピ
第５章 チャールストン包囲戦―キーオカック、ウィホーケン、パタプスコ
第６章 サンジャシントの大砲
第７章 メアリー・セレスト号
著者等紹介
カッスラー，クライブ［カッスラー，クライブ］［Ｃｕｓｓｌｅｒ，Ｃｌｉｖｅ］
１９３１年、合衆国イリノイ州生れ。テレビ界から作家に転身し、’７３年に『海中密輸ルートを探れ』でデビュー。以後、ダーク・ピット・シリーズで世界的ベストセラー作家となる
中山善之［ナカヤマヨシユキ］
１９３５年、北海道生れ。慶応義塾大学卒業。タイム・ライフ日本支社勤務後、翻訳家に
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スプリント
8
沈没した船の最後の状況を描いた小説と、それを探索するノンフィクションの2本立ての構成です。なかなか成功しないのがはがゆいですが、失敗しても情熱を失わないのが素晴らしいです。幽霊船で有名なメアリー・セレスト号の探索も行っています。2015/01/30
中島直人
4
(図書館)読了2019/08/01
pangea74
2
『ダーク・ピット』シリーズの作者クライブ・カッスラーと国立海中海洋機関（NUMA）のメンバーによる沈没船捜索を綴ったノンフィクション本第2弾。フランスの探検船、南北戦争の甲鉄艦や大砲、汽船、幽霊船の話で有名なメアリー・セレスト号など興味深いエピソードが満載。発見できそうで出来ずに終わる、もどかしさが文面が伝わってきます。徳川の埋蔵金探しみたいな感じ。特に発見されたメアリー・セレスト号のその後は、この本で初めて知りました。カッスラーがハイチから出国する際のドタバタ劇が微笑ましかった。2016/10/30
Richard Thornburg
2
感想：★★★ ノンフィクションシリーズ第2弾。 今回は難船だけではなく大砲等も探しています。 あとはお約束のアメリカ南北戦争当時の甲鉄艦捜索。 ノンフィクションなのでダーク・ピットのように成功ばかりとはいかないものの、いろいろなエピソード＆ハプニングは読んでいて楽しいと思います。 話は下巻へ。2013/05/13
higehage
1
「ダーク・ピット」シリーズでおなじみのクライブ・カッスラーが、歴史上有名な沈没船のありかを探しに行くシリーズの第２弾。今回は飛行機や飛行船もあり。2022/12/20
