内容説明
クジラの集団死の原因を探るべく、メキシコ海域に向かったNUMAのオースチンとザバーラ。だが二人は海中で高熱を発している施設を調べるうち、大爆発に巻き込まれる。一方、ベネズエラの熱帯雨林で調査活動を行なっていたトラウト夫妻は、高度な技術力で先住民を率いる「白き女神」と出会う。やがて彼らは皆、全世界で水系の制圧を狙う組織の標的に―。好評新シリーズ第2弾。
著者等紹介
カッスラー,クライブ[カッスラー,クライブ][Cussler,Clive]
1931年、合衆国イリノイ州生まれ。テレビ界から作家に転身し、’73年に『海中密輸ルートを探れ』でデビュー。以後、ダーク・ピット・シリーズで世界的ベストセラー作家となる
土屋晃[ツチヤアキラ]
1959年東京生れ。慶応大学文学部卒
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なつみかん
13
カートとザバーラ、ピットとジョルディーノの違いはなんなんだろう?そこを確かめねば、と読む。・・・が、よく分からん(笑)こちらのシリーズも引き続き次へ!2022/07/29
對馬 正晃
7
「オースチン&ザバーラ」シリーズの第2弾。前作ではちょっと影が薄かった二人も、今作では大活躍!女ボスに双子の殺し屋なんて、ステレオタイプの悪役にワクワクします。ロマンス度が低めのシリーズですが、オースチンたちはこれからいい人に巡り会えるんでしょうか??2020/11/13
かんとり
2
まあなんともカッスラー節全開というか・・・面白いですよね!ただ読み物じゃないよなあ。 たくさん積んでるから、まだまだ楽しめってこと。2023/08/14
pangea74
2
「NUMAファイル」シリーズ第2弾。ボートレース中にクジラの死体に遭遇したことがきっかけで、水資源を巡る陰謀に立ち向かうオースチンとザバーラの活躍を描いています。内容的にはダーク・ピットシリーズに似ている部分があるものの、前作に登場したガメーとポール夫婦が再び活躍していたのがうれしかったし、悪役のキャラがおおむね立っていたのが好印象でした。本家のダーク・ピットでも使えそうな小説の題材だったけど、さすがに事件に巻き込まれ過ぎだろうと懸念して、作者のカッスラーが遠慮したのかなと思ってもみたり。2017/03/31
Richard Thornburg
2
感想:★★★★ NUMAファイルシリーズ第2弾! 今回キーワードは『水』。 本当にアナサジウムのように海水を淡水に変えられる物質があればいいのにな~って思いました。 いつもなら金銀財宝、希少資源、伝説などを探るのがテーマなんですけど、今回は身近な『水』を独占する悪者とカート・オースチン & ジョー・ザバーラのコンビが対決します。 相変わらず2人ともカッコよすぎ! 冒険モノならこれくらいインパクトないとダメです。 そういえばカート・オースチンの銃はボーエンスペシャルのリボルバーって書いてあ2012/08/28