新潮文庫
アトランティスを発見せよ〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 442p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784102170267
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

紀元前7120年、彗星の衝突によって地球は壊滅的な打撃を受けた。1858年、南極で発見された幽霊船には黒曜石を彫った頭骨が残され、2001年にはコロラドの旧鉱山から同様の頭骨が見つかった。その廃坑に刻まれていた銘文には悪夢の予言。一方、南極では行方不明とされていたナチスのU‐ボートが出現する。調査に当たったピットらは、戦慄の策謀を察知した―。興奮のシリーズ第15作。

著者等紹介

カッスラー,クライブ[カッスラー,クライブ][Cussler,Clive]
1931年、合衆国イリノイ州生れ。テレビ界から作家に転身し、’73年に『海中密輸ルートを探れ』でデビュー。以後、ダーク・ピット・シリーズで世界的ベストセラー作家となる

中山善之[ナカヤマヨシユキ]
1935年、北海道生れ。慶応義塾大学卒業。タイム・ライフ日本支社勤務後、翻訳家に
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

なつみかん

16
アトランティスとは大きく出たなぁ〜!どう畳む、この風呂敷。この刊行された1999年に描かれたNUMAのスーパーコンピューター・マックスが siri の先駆けだったかなぁ〜?けっこう、カッスラーさんて新しいんだね。 2022/07/08

橋川桂

12
海洋冒険もののシリーズのはずなのに、上巻の前半3分の1ほど落盤と出水で閉じ込められた坑道からの脱出行。次々立ちふさがる困難をあの手この手で突破して、突如現れた刺客たちも片付け、見事生還と思っならばまさかのオチ。これだけでちょっとした普通の長編一本分になりそうな冒険行が、まだまだプロローグ。2018/12/03

對馬 正晃

5
前作がイマイチのり切れなかったのとは打って変わって、今作はかなりハイスピードで読めました!プロローグのカタストロフィは圧巻。ただ、悪役が毎度のことながら大金持ちだったりするのは如何なものかと・・・。もうちょっと捻ってほしいですね。2019/02/05

pangea74

2
古代の人工遺物をめぐる謎やナチス・ドイツの残党とかが登場してきて、なんだかシグマフォースっぽい雰囲気だった。 #読書2016/06/27

よっちゃん

2
同工異曲の面白さクライブ・カッスラー「アトランティスを発見せよ」、国立海中海洋機関特殊任務責任者ダーク・ピットシリーズ第15冊目の最新作である。このシリーズ一言で言えば荒唐無稽の痛快大冒険活劇。映画で言えば007シリーズであります。007も飽きもせずに全部観ているしこれも同様で、シリーズもここまで続きますとまさに同工異曲であるのですが、ついつい読んでしまう魅力があって、娘から「いい年してをして………」と鼻であしらわれるシロモノとわかっていながら手が出ます。 2003/12/04

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