内容説明
ナンタケットの冷たい海底に沈む豪華客船、アンドレア・ドリア号の残骸。だが、そこにコロンブス以前の貴重な財宝が眠っていることを知る者は少ない…。ＮＵＭＡ特別出動班のカート・オースチンは、モロッコの沖合いで作業中に、何者かに襲撃されていた美貌の考古学者ニーナ・キーロフを救う。ニーナが探り当てていた人頭石像の秘密とは？ＮＵＭＡの精鋭総登場の新シリーズ発進。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とくけんちょ
42
冒険アクションあり、歴史ミステリーありのB級映画の小説版。ここでB級ってところがポイントで決して駄作ではない。この作家による作品数は膨大で、よくこの水準を保ちつつ書き続けているなと思う。ちょこちょこ読んでいるが、貪り読むものでもない。一応、下巻へ2022/11/15
とも
22
その昔、新潮文庫を100冊読んだらもらえる「読んだパンダ」が欲しくって本を買い漁り読みまくってた時期があって、でも読みたい本だけじゃどうしても100冊に届かなく、いつか読むだろうと購入し今の今まで積読になってた一冊。（他にもまだその時買った本が何冊か残ってる…( ；´Д｀)） 読みたくて買った本じゃないから敬遠し続けてきたけど、いざ読んでみるとどうして面白いじゃないですか。 アメリカB級映画みたいな展開で、ワクワクしながら上巻読了。内容に関しての感想は下巻読了後に改めて。2018/10/17
なつみかん
14
果たしてこのオースチンのシリーズにも御大・カッスラーのカメオ出演はあるのか？その期待を持ちながら下巻へ2022/06/25
對馬 正晃
8
うーん・・・脇を固める女性陣の活劇はよく書かれていますけど、肝心のオースチンは？ピンチにも遭わずぬくぬくしているように見えるのですが・・・。下巻に期待します。2019/11/05
pangea74
3
ダーク・ピットが所属している国立海中海洋機関NUMAの同じ職員であるカート・オースチンとジョー・ザバーラを主人公にしたスピンオフ的な作品。ダーク・ピットシリーズのレギュラーメンバーであるサンデッカー提督やルディ・ガンなどの登場人物が顔をそろえ、ピットとジョルディーノもちらっと出てきます。内容的には似たり寄ったりの雰囲気で、アクションとミステリーの割合が半々ぐらいだった。コロンブス以前にアメリカ大陸に到達していたという話は、ダーク・ピットの小説のほうでも数回扱われていたなあ。2016/12/12
