内容説明
ネット詐欺師がハメられた!?ジョーダンは他人の個人情報を盗み出しては本人になりすまし、ネット上から財産を騙し取って優雅に暮らすプロの詐欺師。ひと仕事終えてニースにヴァカンス、出会った人妻アリスとは甘いアバンチュール…。しかし、帰国した彼を待ち受けていたのは訴状、罪名は姦通罪!敵はいったい誰なのか?その真の狙いは?スリリングな知的攻防戦が始まる。
著者等紹介
フリーマントル,ブライアン[フリーマントル,ブライアン][Freemantle,Brian]
1936年サウサンプトン生れ。17歳でロンドンの新聞界に入り、国際関係の記事を専門とするジャーナリストとして活躍。『デイリー・メイル』紙の外報部長を務めた後、小説家デビュー。『消されかけた男』をはじめとする英国情報部員チャーリー・マフィン、米露捜査官コンビ、ダニーロフ&カウリーを主人公とした、それぞれのシリーズで知られる
戸田裕之[トダヒロユキ]
1954年島根県生れ。早稲田大学卒業後、編集者を経て翻訳家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Go & Mocha
3
「旅先での一人旅の女性とのアヴァンチュール。そんな珍しくもない、誰にでも起こりそうな情事」???ホント??そんなこと起こったことない(涙)。。。下巻行ってみよう!!2015/11/15
Tetchy
3
旅先での一人旅の女性とのアヴァンチュール。そんな珍しくもない、誰にでも起こりそうな情事が思いもよらぬ災厄をもたらす。そんなありきたりな設定に被害者を身分詐称を生業とする詐欺師に持ってきたところにフリーマントルのストーリーテラーとしての巧さがある。特にアメリカでももはや死滅状態であるクリミナル・カンヴァセーションという特殊な法律を持ってきたことが大きい。よく他国の法律でこんな物を見つけたものだと感心した。そして新聞であれば数行で済まされるような事件が当事者達には先進的苦痛を伴うことを事細かに書いている。2010/04/15
夜梨@灯れ松明の火
2
図書館で見つけて懐かしくなって借りました。昔々、よく読んだ作家。2017/07/04
byron
1
じっくり読むより、さらっと読む方がわかり易い。
ごへいもち
1
久しぶりのフリーマントル。はじめは何日も進まなかったが 途中から先が気になって…2008/09/02