内容説明
辣腕弁護士トニーのもとに、思いがけない仕事が持ち込まれた。依頼人は高校時代の親友で、いまは母校の教頭をしているサム。教え子の女生徒と関係を持ったあげく、殺害の容疑をかけられているのだ。トニーの脳裡によみがえったのは、彼自身が28年前に恋人を殺したとして無実の罪を着せられ、苦悩した悪夢のような日々―過去と現在の殺人事件が絡みあう圧巻の法廷サスペンス。
著者等紹介
パタースン,リチャード・ノース[パタースン,リチャードノース][Patterson,Richard North]
1947年、バークレー生れ。弁護士として活躍しながら、’79年、処女作『ラスコの死角』を発表し絶賛される。その後、大手法律事務所に招かれて、多忙ゆえに筆を断っていたが、7年ぶりに書いた『罪の段階』と『子供の眼』が全米でベストセラーとなる
後藤由季子[ゴトウユキコ]
東京生れ。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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