感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
東森久利斗
1
"He Was A Storyteller”、自称ストーリーテラーの面目躍如。愛情、信頼、名誉、正義、人間が社会を動かしていた時代の物語。人間重視、人間中心のドラマ。感情移入、理解し易くリアリティのある登場人物、魅力的なキャラクター設定。知られざる銀行、金融社会の裏舞台、重厚な設定、サスペンスでアクティブな展開。2023/09/26
バーニング
0
いや、なんというかわりと小さいところに落とし込んでいっていないかという。人間くささと業界のダイナミズムをうまいことミックスさせるのがヘイリーらしさだと思っていたので、後者の点でやや物足りなさが。2015/09/03
広中錫
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+3 2014/11/02
こぎん
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1979.5.21読了2013/09/05
chaki
0
これは高校生の頃読んだ小説で、アーサー・ヘイリーにはまるきっかけとなった1冊。舞台は銀行でそれ程舞台が広いわけではないのだけど、物凄く引き込まれる。見方によっては人情に惑わされない反熱血な感じもあったりするのだけど、ラストに向かっていく緊張感が心地よい。アメリカでの秒数の数え方とかはじめて知って、成る程!と変なところで感動。そしてアーサー・ヘイリーの一つの小説を作り出すまでの労力が凄い。