内容説明
妊婦が惨殺された―臓器と胎児の脳を摘出されて。ジミー・パス刑事はいきなり壁に突き当たる。押し入った形跡なし。被害者に苦悶の表情なし。犯人を目撃したはずの人物も、いっこうにその特徴を覚えていない。手がかりは、母体から検出された多種多様な化学物質と、現場に落ちていた奇妙な木の実だけだった…。知と血が絢爛に交錯する驚愕のスーパーナチュラル・スリラー、登場。
著者等紹介
グルーバー,マイケル[グルーバー,マイケル][Gruber,Michael]
マイアミ大学で海洋生物学の博士号を取得。以後、レストランのコック、犯罪訴訟に関する郡の分析官などを経て、ワシントンで20年間、政府関係の仕事に携わる。その傍ら、ミステリー作家のゴーストライターを務め、『夜の回帰線』で正式にデビュー。シアトル在住
田口俊樹[タグチトシキ]
1950年、奈良市生れ。早稲田大学卒業
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感想・レビュー
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錯乱坊
3
掘り出し物ですね。アフリカの呪術を題材にこれだけ面白い話が書けるのかと感心しました。前半は背景情報や衒学趣味溢れる説明になかなか入り込めませんがそこを乗り越えると一気に読み進められてしまいます。
あさひなる
2
やっと上終わり〜アフリカの呪術関係の名称に⁇⁇ってなりながら読んでるけどメモでもしとかないとすぐ忘れちゃうー でも面白いからがんばろ●`・ω・´●2014/07/08
みーふぃ
0
装幀にだまされた
koz kata
0
アメリカンガダラの豚。大阪の民族博物館に行きたくなった。2012/06/30
丰
0
20040701