新潮文庫<br> 武器よさらば

個数:
  • ポイントキャンペーン

新潮文庫
武器よさらば

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月27日 16時00分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 565p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784102100141
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

苛烈な第一次世界大戦。イタリア軍に身を投じたアメリカ人青年フレドリックは、砲撃で重傷を負う。病院で彼と再会したのは、婚約者を失ったイギリス人看護師キャサリン。芽生えた恋は急速に熱を帯びる。だが、戦況は悪化の一途を辿り、フレドリックは脱走。ミラノで首尾よくキャサリンを見つけ出し、新天地スイスで幸福を掴もうとするが…。現実に翻弄される男女の運命を描く名編。

著者等紹介

ヘミングウェイ,アーネスト[ヘミングウェイ,アーネスト][Hemingway,Ernest]
1899‐1961。シカゴ近郊生れ。1918年第1次大戦に赤十字要員として従軍、負傷する。’21年より’28年までパリに住み、その後スペイン内戦、第2次大戦にも従軍記者として参加。’52年『老人と海』を発表、ピューリッツア賞を受賞。’54年、ノーベル文学賞を受賞。’61年、猟銃で自裁

高見浩[タカミヒロシ]
東京生れ。出版社勤務を経て翻訳家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ケイ

166
再読。第一次大戦におけるイタリアで対オーストリア戦のイタリア軍医療班にいるアメリカ人の主人公。イタリアがこの後にどれほどドイツ軍に叩きのめされたかは書いていない。ヘミングウェイは、心に受ける大きな傷による悲劇を少しそらし、読み手の想像力を巧みに操作して余韻を残し、想像させる。そして哀しみへの想像を匂わせ味わわせる。彼の周りにいるイタリア人たちの愛すべき姿と、若さゆえに暴走する銃殺隊。そして、愛の話。皮を剥がれたウサギのように見える大きなもの。妻を奪っていくもの。心に受けた深い傷にうずくまる男が見えてくる2018/01/30

ykmmr (^_^)

156
スペイン内戦などにも関係した作者。この小説は、彼の経験を元に、第一次世界大戦を舞台にした『悲恋』の話である。戦争での負傷兵の運搬を担う青年、フリデリックと負傷兵を看護するキャサリン。『再会』と言う名のよく『運命』とされる物を経て、さらに『恋』をはじめとした、様々な『運命』に翻弄されていく。ワインやパスタを食べると言う、当たり前の『幸せ』をたまに観ながら、戦況はさらに悪化。フリデリックには『幸運』もあり、処刑から逃れる事が出来、スイスでキャサリンと再会。そして、彼女に寄り添っていくが、その運命は…。2022/09/20

夜間飛行

114
ミラノの病院でキャサリンと再会した〈ぼく〉だが、その幸福も従軍看護婦と負傷した将校の関係…つまり、戦争に支えられた関係に過ぎない。終わりの見えない戦争の上に乗っかった幸福とは何なのか? やがて戦況は悪化し、町では兵隊を相手にしていた売春婦たちがトラックに乗りこむ。撤退…それが、この小説の恐らく中核だろう。会話の中にも、戦争が終わるためにはどちらかが武器を棄てるしかないと繰り返されていた。武器よさらば、戦場よさらば…、表面には現れないその祈りは、しめやかな雨によって奏でられ、地上の歌のように心に響いてくる。2018/08/15

榊原 香織

86
新訳はやっぱり読み易い。 第1次大戦、イタリア。 なんでアメリカ人がイタリア軍に入ってんの? ムッソリーニ統治下のイタリアでは禁書だったそうで。 迫真のカポレット敗走描写のために。 善良な神父の故郷、カプラコッタに行って見たい気がした2021/11/11

青乃108号

82
翻訳が趣味に合わなかった。「~ってどうお?」って。どうお、だよ、どうお。何の意図があってのどうお、なんだよ。ヘミングウェイ自身の文章にしても、一々事細かに書きすぎでまどろっこしい事この上ない。あまりに時間がかかりすぎてストーリーもどんどん忘れて行ってしまって、この人誰だっけ全然覚えてない状態。確かに「武器よさらば」したけど、思ったのとは全く違ったなぁ。後半の恋人同士の語らい、どうお、どうお、どうお。そして最後。こんな終わりかた?えー?納得出来ない。俺は納得出来ない。この本のどこが良いのかさっぱりわからない2021/12/10

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/554530
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。