新潮文庫<br> 海流のなかの島々 〈上巻〉 (改版)

個数:

新潮文庫
海流のなかの島々 〈上巻〉 (改版)

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月20日 00時42分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 368p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784102100080
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

『老人と海』は、この作品から生まれた――。ヘミングウェイの死後発見された「遺作」。

美しくも凶暴な南海の自然、風と波にさらわれた白い流木、巨魚と闘う少年、不毛の愛を酒と官能に溺れさせる男女――ここにはヘミングウェイ最高の自然描写があり、我々の知る作者のすべてに加えて、生前さまざまな伝説に覆われていた作者自身の心の秘密がさらけだされている。激烈な生を生き、激烈な死を選んだアメリカ文学の巨星が、自らの悲劇の軌跡を鮮明にしるす凄絶な遺著。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちびbookworm

84
★4.半生を下敷きに描く生前未発表の長編。3つの独立した中編集とも言える。「ビミニ編」:南国で独り暮らすある画家が、3人の子供たち、旧友と過ごす一夏を描いた「ビミニ」編。◆静かなイントロ、躍動的で、圧倒の鮫との格闘、カジキ釣りが面白かった。木舟と釣り網の「老人と海」と比べ、本編は、リールやクルーズ船を駆使した現代的な釣りの格闘を楽しめる。イントロの自然描写が美しい。◆「キューバ」編(上):著者が飼っていた猫たちが実名で登場する。愛しきボイシーとの日常と出会いを描く。2022/09/23

Small World

31
仕事がバタバタしていて読書時間が取れない日が続いていましたが、週末になってようやく夏の課題図書にしていた本書を手に取ることができました。「ビミニ」の章で描かれる自然の美しさ、怖さ、生命力に惹かれていたのに....父と子の楽園のような生活から一転する悲劇が辛すぎます。台風、地震と災害が続く中、無力さを感じながらの読書となりました。2018/09/09

らん

27
主人公トマス・ハドソンはまるでヘミングウェイ自身のようで、ヘミングウェイの幸せと淋しさを眺めているような気持ちになりました。離れていた息子たちが来て自分の習慣が破られる心地よさ。愛する息子たちが近くにいても、精神的に遠ざかっているような寂しさ。幸せな時間に感じる僅かな淋しさですら思い返すと全てがかけがえのないもので、その光景が美しく、その対比のような終盤の淋しさと喪失に、何とも切なく苦しい気持ちに…。めかじきを釣る場面に「老人と海」を思い出すも、家族の連携プレー等があり読み応えがありました。2023/09/08

ぱせり

18
海と酒が似合う男たちの日々がとてもいい。本当に美しい。美しいけど甘くない。上巻(第一部)だけですっかり堪能しつくしてしまったような気がして、先を読みたくなくなっちゃいました。もうちょっと余韻に浸っていたい・・・といいながら、やっぱり続きを読んでいる2010/10/17

のりすけたろう

16
久々にヘミングウェイ💖まだ、上巻ですが、なんかだいぶ打ちのめされてる気がします(´;Д;`)あんなに楽しい釣りのエピソードの後の、サラッと悲劇。マジか!!?となり、私も少しやさぐれながら、キューバ章を読んだりしてました。下巻は、どうなることやら?2020/07/11

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/470969
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。