内容説明
やっと再会を果たしたライラとウィル。二人は黄金の羅針盤を頼りに旅を続ける。そして友達を救うべく“死者の国”へと向かう。しかし、それは最愛の守護精霊との悲痛な別れを意味することに。ライラは苦渋の決断を迫られる。一方、アスリエル卿は地上の楽園を求め、共和国建設の準備をすすめていた。アスリエル卿と“天上の王国”との、世界を二分する闘いが今、始まろうとしていた。
著者等紹介
プルマン,フィリップ[プルマン,フィリップ][Pullman,Philip]
1946年、英国ノリッジ生れ。父親が英国空軍の軍人のため、子供時代は様々な国で暮らす。オックスフォード大学を卒業後、ウエストミンスター大学で英文学を教えるかたわら、小説、芝居の脚本、絵本などを発表。ビクトリア時代を背景とした小説The Ruby in the Smokeなど多くのベストセラーがある。現在はオックスフォード在住
大久保寛[オオクボヒロシ]
1954年、東京生れ。早稲田大学卒業
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