新潮文庫<br> 桶川ストーカー殺人事件―遺言

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新潮文庫
桶川ストーカー殺人事件―遺言

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  • サイズ 文庫判/ページ数 418p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101492216
  • NDC分類 916
  • Cコード C0195

内容説明

ひとりの週刊誌記者が、殺人犯を捜し当て、警察の腐敗を暴いた…。埼玉県の桶川駅前で白昼起こった女子大生猪野詩織さん殺害事件。彼女の悲痛な「遺言」は、迷宮入りが囁かれる中、警察とマスコミにより歪められるかに見えた。だがその遺言を信じ、執念の取材を続けた記者が辿り着いた意外な事件の深層、警察の闇とは。「記者の教科書」と絶賛された、事件ノンフィクションの金字塔!日本ジャーナリスト会議(JCJ)大賞受賞作。

目次

第1章 発生
第2章 遺言
第3章 特定
第4章 捜索
第5章 逮捕
第6章 成果
第7章 摩擦
第8章 終着
第9章 波紋
補章 遺品

著者等紹介

清水潔[シミズキヨシ]
1958(昭和33)年、東京都生れ。ジャーナリスト。写真専門学校の報道写真科を卒業後、新聞社写真部を経て「FOCUS」編集部へ。現在は、テレビ局の報道局記者。連載「交通大戦争」で警視総監感謝状。桶川事件で「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞」、「JCJ大賞」を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミカママ

390
胸のつぶれる思いで、清水さんの著作の双璧である「2冊のうちのもう1冊」を読了。まさに詩織さんは「犯人と警察に殺された」のだ。犯人の残忍さ、上尾署の職員たちの無能さがヒシヒシと伝わる。詩織さんとそのご家族の味わった恐怖を思うと。ラストの消し忘れのコンポの記述で、図らずも涙が出た。実は私自身も2度、ストーカー被害にあっています。ただしその都度、警察(世田谷署)と裁判所(こちらはハワイ州)のお世話になって解決したので、付け加えておく。2017/07/15

海猫

338
動悸が激しくなるほどの凄まじい迫力。あまりの内容に読んでいるこちらまで精神的にダメージを負ってしまうほどだが被害者がどれほどの恐怖を味わったか考えても想像がつかない。著者が真実に迫っていく過程はこの上なくスリリング。凶悪非道なる犯人と怠慢かつ愚劣な警察にごく普通の女子大生が人間としても社会的にも蹂躙されていく様は戦慄する。執念と信念に満ちた著者の行動と文章が素晴らしくこの本に気品すらもたらしているように思える。パンチのあるドキュメントを読もうと選んでみたがあまりの重量級でこたえた。名著だと思います。2014/01/09

三代目 びあだいまおう

326
怒り、憤り、憤懣やるかたなし、この衝撃すぎる真実に対して表せる言葉を知らない。桶川ストーカー殺人事件の真実を追求したノンフィクション。犯人による執拗で陰湿で暴力的な、人を人と思わぬ鬼畜のストーカー行為に心底怯え、それでも親には心配かけまいと悩む詩織さんはどんなに辛かっただろう(泣) 見ず知らずの男に刺され死にゆく瞬間の無念、絶望を思うと···しかし、真の怒りの矛先はまたしても警察だ!上尾署の隠蔽、不実な態度が詩織さんを殺した。確かに彼女は『犯人と警察に殺された』のだ!もう隠すなよ!大人として謝れよ‼️🙇2019/04/19

てぃも

177
マジ信じられん‼︎ドラマや映画や小説で見ている警察が出鱈目としか思えんほど上尾署は酷い。実際の警察ってホンマはこうなんやろか、と全ての警察を疑ってしまう。警察の保身ほど酷いものはないな。 しかし凄い恐怖やな。あんな環境でも立ち向かおうとする詩織さんは凄い。そしてこの記者も凄い。その信念と行動力に敬服する。 現実にも遠山の金さんとか十津川警部とか浅見光彦とかおって欲しいよ〜。2017/03/27

gonta19

176
2017/11/23 アシーネダイエー甲南店にて購入。 2019/2/1〜2/8 読後感がこれほど胸糞悪い本も珍しい。全ての元凶である小松和人に対しては言うまでもないが、上尾署の対応たるや言葉も出ない。権力を持つ側が暴走すると誰にも止められない。謙虚であって欲しい。 詩織さんのご冥福を祈るばかりである。2019/02/08

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