新潮文庫
風のかなたのひみつ島

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  • サイズ 文庫判/ページ数 253p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101448275
  • NDC分類 915.6
  • Cコード C0126

内容説明

猫だらけの網地島で海峡命名者のベーリングさんと握手、十数年ぶりの粟島では二代目女将と思い出にふける。池間島ではカツオ船に乗り、教科書で「ヤドカリ探検隊」を読んだ加唐島の子供たちと感激のご対面。ほどよいビーチを見つけては浮球野球に興じ、豪勢な海の幸をほおばる…申し訳ないほど気分がいい島旅に、さあ出掛けましょう。勿論、南方写真師“タルケン”さんが一緒です。

目次

すまぬすまぬと贅沢島―答志島
どわめきの猫島―網地島
クジラ島の夏―粟島
熱闘、カツオ雲―池間島
玄界灘のヨロコビ島―加唐島
モノラックの走る島―怒和島
風まかせ突如島―奄美大島・加計呂麻島

著者等紹介

椎名誠[シイナマコト]
1944(昭和19)年、東京生れ。東京写真大学中退。流通業界誌の編集長を経て、作家、「本の雑誌」編集長。著書に『アド・バード』(日本SF大賞)『犬の系譜』(吉川英治文学新人賞)など

垂見健吾[タルミケンゴ]
1948(昭和23)年、長野県生れ。沖縄在住。文芸春秋写真部を経て、フリー。復帰直後からたびたび沖縄を訪れ、’87年から南西航空(現・日本トランスオーシャン航空)の機内誌『コーラルウェイ』の写真を担当
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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佐々陽太朗(K.Tsubota)

85
壱岐島に旅行したときにバッグに詰めて携行した本。島に行くときこれほど携行するにふさわしい本もあるまい。東ケト会のころに比べると歳を重ねた落ち着きを感じるものの、シーナさんの島に対する偏愛ぶりは健在である。答志島、網地島、粟島、池間島、加唐島、怒和島、奄美大島・加計呂麻島・・・未だ行ったことのない島ばかりである。いずれ自転車旅のコースに入れて訪れるとしよう。自転車と本とカメラ。それらを携えて島に渡り、島の魚と冷たく冷えたビールがあれば島は天国だ。2019/08/23

ぺんぎん

21
島ってもうそこだけで別世界みたい。もちろんそこで日常を送る人たちもいて当たり前になっているんだろうけど私たちの知らない魅力がたくさんある。旅がしたいなぁ。2019/10/03

takeapple

8
椎名誠は、北も似合うけれど、やっぱり南なんだなあ。2005/11/14

ソラ

8
内容(「BOOK」データベースより) 猫だらけの網地島で海峡命名者のベーリングさんと握手、十数年ぶりの粟島では二代目女将と思い出にふける。池間島ではカツオ船に乗り、教科書で「ヤドカリ探検隊」を読んだ加唐島の子供たちと感激のご対面。ほどよいビーチを見つけては浮球野球に興じ、豪勢な海の幸をほおばる…申し訳ないほど気分がいい島旅に、さあ出掛けましょう。勿論、南方写真師“タルケン”さんが一緒です。 2009/02/14

かっちん♪

6
読んでいて楽しくなる文章に、多くに画像があるので、面白さが倍増でした。 島には憧れます。家族旅行でも計画はしていますが、この本を読むと早く実行したくなる今日この頃でした。2014/05/26

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