内容説明
根来忍者の頭領・左甚五郎を追って鬼九郎たちは会津へと向かった。時を同じくして、幕府内部では会津藩にまつわる陰謀が噂されていた。これらの動きにどんな関係が？事態の全容がつかめぬ間も、甚五郎の放った傀儡衆が次々と眼前に立ちはだかる。鬼九郎の剣と幻戯の術。軍配ははたしてどちらに上がるのか…。おなじみのキャラクターたちが縦横無尽に活躍するシリーズ第２弾。
感想・レビュー
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goro＠80.7
27
左甚五郎率いる根来傀儡衆を追って会津に来た鬼九郎と十兵衛。会津藩で何が起こっているのか？根来傀儡衆の攻撃を躱しつつ会津の秘密に迫る鬼九郎一党！甚五郎の裏に潜むのは誰か？権謀術数にたけているのは誰か？なるほどその手で来たかと恐れ入りました。これは第２部だけどまだ鬼九郎の正体は分りません！早く３部を手に入れねばなるまいの～。十兵衛が出てくるとどうしても千葉真一に思えてしまう。そろそろ他の俳優で十兵衛演じてくれないかな？藤本隆宏とかどうかね。2016/05/04
TheWho
11
架空のﾋｰﾛｰ舫鬼九郎を主人公に、幡随院長兵衛、唐犬権兵衛、天竺徳兵衛、柳生十兵衛、左甚五郎、天海僧正、等など実在の歴史上の人物が絡む痛快時代活劇「「舫鬼九郎シリーズ 」第2弾。今回は、陸奥会津藩において、藩主・加藤明成の時代に起こった江戸時代前期のお家騒動、所謂「会津騒動」の裏に隠された大虐殺の真相と加藤家改易の密謀に、鬼九郎一派と左甚五郎率いる根来傀儡衆との奮戦が絡み痛快な物語へと展開していく。新たな仲間も増えｼﾘｰｽﾞ次巻も楽しみな一冊です。2017/02/11
ドドイツ
1
前作をジャケ買いした私が言うのも何ですが、このカバーイラストはどの層にアピールしようとしているのでしょうか？2012/06/16
Berlin1888
0
高橋克彦版『柳生忍法帖』。柳生十兵衛も天海僧正も出てくるものね。根来忍者もパワーアップ。表向きには芸人なので得意の忍術に芸風が反映されているというのが楽しい。敵味方の定かでないバトルロワイアル状態から敵味方の陣営をはっきり分けたチームバトルに移行し、忍法帖風の活劇色はぐんと強まっています。チャンバラの楽しさを満喫できる一冊。2017/05/11
kagetrasama-aoi（葵・橘）
0
舫鬼九郎シリーズ、第二作目。2013/11/16
