内容説明
世界に向かって、新しい歌をうたえ。世の誰もがうたっている、お決まりの安全な歌ではなく、自分だけの新しい歌を見つけ、大声でうたってほしい―『リング』『らせん』シリーズの人気作家として、「文壇最強の子育てパパ」として知られる著者。子供の頃、貧乏旅行の頃、そして今、と、その素顔、“鈴木光司”誕生の秘密がわかるエピソード満載。楽しく、読む人に必ず勇気と元気をくれるエッセイ集。
目次
第1章 心はいつも処女航海
第2章 文壇最強の男とは
第3章 小説こぼれ話
第4章 魂を揺さぶる小説
第5章 新しい世界の若者たちへ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
絵具巻
1
リサイクル本2015/03/30
亀野亜祐美
1
本屋に注文しても無かったので古本屋で購入 家族、受験、ユーモア、文学のエッセー それなりにたのしかったです 2012/02/13
tomike
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幼少時代から学生生活、小説家になるまでの苦労や、楽園・リングシリーズなどの裏話に関しては、かなり面白く読めた。この本を読む限り鈴木光司という人はなかなかに人間臭い作家で、その辺りが、結構幅広い年代に共感を得られることと思う。後半は完全に育児パパ日記になってしまって、どうも所帯じみた感じにあてられて、投げ出してしまったが…将来、父親になることがあったらその辺再読してみようと思う(笑)2013/03/02
Margate
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エッセイなので、もちろん怖くない(けっこうな事です)。 対談集とエッセイを読んで鈴木さんを何となくですがイメージできるよーになってきた(?) 自信家でしょう、きっと。 ポジティブシンキングの達人で、自分の事がとても好き(おそらく) この人の書く文章(文体)が私は好きです。 あやふやな書き方をあまりせず、 断定的な言い方が多いので、ちょび「ハナにつく」時もあるけれど(笑)いずれ『リング』などの作品も読んでみようかなと思った(大うそ;) 2002/12/20 (FRI)
カンパネルラ
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育児も出来るミステリー作家のエッセイ。あまりに全うなことを言っていて、むかつく所も少なくなかったが、小説の背景とかがうかがい知れて面白いことは面白い2006/02/14