新潮文庫<br> ミタカくんと私

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新潮文庫
ミタカくんと私

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  • サイズ 文庫判/ページ数 159p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101434216
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

一見とっつきにくいけど、顔がいいから女の子にモテる。幼稚園から一緒だったという理由で、いろいろな人にミタカくんのことを聞かれたりする私の家に、ミタカは日常的にいついている。うちはママと中学生のミサオ、パパは家出中。だからいつも4人で、ごはんを食べたり、テレビを見たり、日々は平和に過ぎていき、これからも続いていく―ナミコとミタカのつれづれ恋愛小説。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いこ

96
先日、読み友さんがこの本を読んでる本登録されていた。私は日頃から「銀色ファン」を気取っているくせに、この本の内容を全く覚えていなかった。これじゃいかんと思い、棚の奥から引っ張り出す。数頁読む。たちまち青くなった。ほんの数頁で「ケツ」とか「おなら」とか品のない言葉が沢山出てくる。読み友さんの「銀色デビュー」がこの本でいいのか?写真詩集の方は本当に素敵なんですよ!でも、よく見れば、そんな言葉達の中にも銀色さんの優しい視点や詩的な深い言葉が所々に潜んでいた。ほんの少し安心。読み友さんは気づいてくれただろうか?2023/02/20

tototousenn@超多忙につき、読書冬眠中。

75
☆5.0 これって、すご~く良いね(*^▽^*) 銀色夏生の詩の世界観がほんわか(*´?`*)ふんわり、 青春風味のぽよ~んとした小説になりました。 ミタカくん、いい味出してる。2020/12/26

あつひめ

60
ほわ〜んと何気無い日常の中にある、なんでも無いようで何でもあることが、サラサラと書かれていてついふふんと笑ってしまう。あちこちに描かれている小さなイラストも見逃せない。不思議家族+ミタカくんのゆるい関係が非日常的な世界を提供してくれてほっとする。2016/07/19

10$の恋

42
うららかで呑気で心をくすぐる日常。クスッと笑える言葉のラリーがめっちゃ好き。ミタカくんと私(ナミコ)は高校生。なぜかナミコの家にいっつも遊びに来ているミタカくん。こりゃほとんど家族だな。遠慮なしのピュアな会話がどうってことない日常を柔らかく色付ける。季節の巡りに乗せて、恋のツボミっぽいエピソードが愛々しく微笑ましい。しかしまぁ登場人物のみなさん、素晴らしくどこか緩んでるね(笑)。ラクガキみたいな挿し絵もほのぼのしていて雰囲気にバッチリ馴染む。訳の分からんゆるゆるのレビューでごめんなさいね(⁠^⁠^⁠)♪ 2023/02/21

はらぺこ

38
ミタカくんは草食系ってヤツかなぁ?幼馴染でも他人やしニューリン見えてたし。ナミコが弟ミサオのヨコチン見るのとは訳が違う気がするけどなぁ。まあ、ブチュブチュやられたら読むの嫌やからコレでええかな。 ほのぼのしたい時には丁度いい。2010/11/19

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