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新潮文庫
おしゃれの階段

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  • サイズ 文庫判/ページ数 244p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101401270
  • NDC分類 593.8
  • Cコード C0177

内容説明

ていねいに年齢を重ねた女性だけが持ちうる、円熟した魅力。それは日々の暮らしをいとおしみ、自分のスタイルにこだわり、経験を心の滋養に変える努力を続けた女性だけが得ることのできる、人生の果実―。磨きぬかれた美意識で、「大人のおしゃれ」を追求する著者が、三十代を過ごしたイタリアの女性たちから学んだ、美しく成熟するための知恵と秘訣を綴る。

目次

プロローグ ミラノの四年間が私を変えた(三十九歳の揺れ;気持ちの化粧 ほか)
第1章 彼女たちはなぜ輝いて見えるのか(“流行”を知ってなお「自分のスタイル」を保つ;ミラノ・コレクションの楽しみ ほか)
第2章 イタリア・マダムに聴いたこと(自分という花をどう咲かせるか)
第3章 私たちはもっと美しくなれる(日本女性は“女”を捨ててしまった?;“自分”を知りたかったら、女同士では集わない ほか)
エピローグ 新たな気持ちで鏡の前へ(無我夢中だった三十代を経て;四十歳の白いTシャツ ほか)

著者等紹介

光野桃[ミツノモモ]
1956(昭和31)年、東京生れ。小池一子氏に師事した後、編集者を経て、’88年からイタリアで取材活動を行い、帰国後、文筆活動を開始する。卓越した美的センスと情感溢れる作風が、性別も年齢も超えた幅広い層に支持されている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ばちゃ

6
再読。やはり、背筋がピンっとなる。2013/11/14

6
三十代に入り、服の選択に悩むようになりました。くすんだ大人にはなりたくないけど、若さにしがみつくのもみっともない気がする。かといって雑誌で見かける三十代向けの服は、いまいち着てみたいという気持ちになれません。この本に挙げられているようなイタリアマダムのようにもなれるような気はしないけれど、素敵な大人の一例として、心に留めておきたいと思います。2013/10/12

パンジャビ

2
そしてアクセサリーは服から浮かないように。大人の女性はワントーンコーディネートする。これは、フォーマルの場でも同じ。素材やボタンやジュエリーで華やかさを出すのがミラノ流。スーツのインナーを着ないでネックレスとか…反対に若いうちはワントーンコーディネートは似合わないとか。紺色にグレーパールなんて、いつかやってみたい。ちなみに、日本人が紺を着て制服にならないポイントは、インナーに明るい色を組みあわせたり、靴やバッグをモダンな物にし、遊びとストイックのバランスを取るのが大切だとか。2011/11/29

パンジャビ

2
ものすごくよかった。イタリアマダムが何故素敵なのかを紐解いた本。一言で言えば、暮らしを大切にする内面が外見を通して現れてるから。どうやったら自分が心地よくいられ、かつ人からも綺麗に見えるのか、という自分のスタイルを確立してる。彼女たちはマダムだがオバサンではない。年齢の前に女である。そして、イタリア男性にとって、肌色ストッキングは肉色に映るという事実!イタリアでは年齢によっておしゃれが決まっており、フリル等はマダム用というのも驚いた。そして、無地の物を好み、アクセントでジュエリーやスカーフを使うとか。2011/11/29

むし改め えむ

1
読むと背筋が伸びるような心地になる本。 自分のためにネイルを塗る老婦人のように、歳を重ねても女性を棄てない人間になりたい。 そのためには若い今からどうすべきか、とても考えさせられます。2013/03/01

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