出版社内容情報
人の病を癒すのは、医術の力か想う心か。感動必至、傑作五編を精選。
(池波正太郎/山本周五郎/菊地秀行/乙川優三郎/杉本苑子)
回診先の岡場所で、体を売る少女に出会う(「徒労に賭ける」)。寝たきりの妻を抱える男の元へ、中年女が突然現れ(「介護鬼」)。医者として戻った庄次郎は、出迎えの中に愛した女を探すが……(「向椿山」)。長崎・丸山遊郭は、外国人医師が来たんで大騒ぎ(「眠れドクトル」)。いつも強気の熊五郎、最近様子がおかしくて……(「鬼熊酒屋」)。医術を通して人の心を描く傑作人情時代小説五編。
内容説明
回診先の岡場所で、体を売る少女に出会う(「徒労に賭ける」)。寝たきりの妻を抱える男の元へ、中年女が突然現れ(「介護鬼」)。医者として戻った庄次郎は、出迎えの中に愛した女を探すが…(「向椿山」)。長崎・丸山遊郭は、外国人医師が来たんで大騒ぎ(「眠れドクトル」)。いつも強気の熊五郎、最近様子がおかしくて…(「鬼熊酒屋」)。医術を通して人の心を描く傑作人情時代小説五編。
著者等紹介
池波正太郎[イケナミショウタロウ]
1923‐1990。東京・浅草生れ。『錯乱』で直木賞受賞
山本周五郎[ヤマモトシュウゴロウ]
1903‐1967。山梨県生れ。『日本婦道記』が直木賞に推されるも辞退
菊地秀行[キクチヒデユキ]
千葉県生れ。『魔界都市“新宿”』でデビュー
乙川優三郎[オトカワユウザブロウ]
東京生れ。『霧の橋』で時代小説大賞、『五年の梅』で山本周五郎賞、『生きる』で直木賞受賞
杉本苑子[スギモトソノコ]
東京生れ。『孤愁の岸』で直木賞を、『滝沢馬琴』で吉川英治文学賞を、『穢土荘厳』で女流文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
優希
のぼる
みずたま
リュウジ