新潮文庫<br> プライド

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新潮文庫
プライド

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  • サイズ 文庫判/ページ数 320p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101390512
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

現代を生き抜くために、絶対に譲れないものは何か、矜持とは何か。人間の深層心理まで描きこんだ極上の社会派フィクション全六編。

確信犯的に期限切れ食材を使った菓子職人の胸中に迫る表題作、変人官僚が事業仕分けと対決する「一俵の重み」。社会問題の真相と、現場の人々の一筋縄ではいかない思いに光を当てる。逆境を支えるのがプライドなら、人を狂わせるのもまたプライド。現代を生き抜くために、絶対に譲れないものは何か。深層心理まで描きこんだ極上フィクション六編と新収録掌編「歴史的瞬間」。

内容説明

確信犯的に期限切れ食材を使った菓子職人の胸中に迫る表題作、変人官僚が事業仕分け人と対決する「一俵の重み」。逆境を支えるのがプライドなら、人を狂わせるのもまたプライド。現代を生き抜くために、絶対に譲れないものは何か。社会問題の深層に潜む、現場の人々の一筋縄ではいかない思いに光を当て、深層心理まで描きこんだ極上フィクション六編と掌編「歴史的瞬間」を収録。

著者等紹介

真山仁[マヤマジン]
1962(昭和37)年、大阪府生まれ。同志社大学法学部政治学科卒業。新聞記者、フリーライターを経て、2004(平成16)年に企業買収の壮絶な舞台裏を描いた『ハゲタカ』でデビュー。’07年、『ハゲタカ』『ハゲタカ2』(『バイアウト』改題)を原作としたNHK土曜ドラマが大きな話題を呼んだ。作品の対象に徹底的に迫る取材力と緻密な文体を併せ持つ、経済小説の新たな旗手として注目を集めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

117
それぞれが中身の濃い社会派短編集でした。勉強になりました。農業、政治、医療、食をテーマに、闘う姿勢、プロとしての責任。プライドを持った人たちの熱い思いが伝わってきました。仕事に対しプライドを持っている人たちが羨ましいです。2016/03/06

アッシュ姉

86
真山さん13冊目。知識欲が刺激されるテーマが並び、著者の短編は初めてだったこともあって新鮮だった。ハゲタカのような胸がすく結末ではなく、現実的な展開ですっきりと終わっていない。もわっとするけど、いろいろ考えさせられる。真山さんの医療小説を長編で読んでみたくなった「医は」、興味がつきない生態の「ミツバチが消えた夏」がなかでも印象的。『黙示』へと続く話もあるようなので、こちらも読まねば。2017/09/22

むう

61
久し振りに真山さん。薄い短編集一気読み♪ で、すご~く満足です☆ 6篇+1(ショートショートっぽい?)の短編集、ワタシのイチ押しは「暴言大臣」。政治+国際謀略という魑魅魍魎の世界を、幾重ものトリックを織り重ねて見事に超大国の国益を守って見せた某〇IA、お見事(^^♪ でも、イチバン笑ったのは「…この国を滅ぼす最大の元凶は、〇〇の世代だよ。…あれは亡国の世代だ!」、自分の中でかねてから密かに抱いていた見識と同じ(!)大いに溜飲が下がりました(笑)。…ネタバレになるのであとは本作をお読みくださいm(_"_)m2017/05/12

Carlos

56
真山さんの短篇集、農業系中心に問題に鋭く切り込んでいる。無駄がなくとても読みやすかった。2021/11/07

まつうら

51
プライドとは、日ごろは見られないパフォーマンスを引き出すことのできる、とても強い情熱を呼び起こすもの。しかしそれをいったん言葉にして口に出すならば、我欲のかたまりであるかのような捉えられ方をしてしまう。著者のあとがきでこんなことが書いてあり、たしかにプライドという言葉が不思議なものだと印象づけられる。どれもプライドを内に秘めた短編集ながら、もっとも強い矜持を感じるのが「絹の道」だ。近代工業化の流れで衰退してしまった製糸業を、職人の工芸で復活させてみせる! という小手川つかさ女史の姿がとてもまぶしい。2023/09/24

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