新潮文庫<br> 殺人鬼

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新潮文庫
殺人鬼

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  • サイズ 文庫判/ページ数 314p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101386126
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

夏期合宿のため双葉山を訪れた親睦団体「TCメンバーズ」の一行。人里離れた山中での楽しいサマーキャンプは、突如出現した殺人鬼によって、阿鼻叫喚の地獄と化した。次々と殺されてゆく仲間たち…手足が切断され、眼球が抉りだされ、生首は宙を舞う。血塗れの殺戮はいつまで続くのか。殺人鬼の正体は。驚愕の大トリックが仕掛けられた、史上初の新本格スプラッタ・ホラー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nobby

107
さすが綾辻さん!一方で残虐極まりない描写に人間性は疑ってしまうが…評判そのままのグロさで、雪山で次から次へ惨殺され、エグられ、首をハネられとやりたい放題。度を越えた様子に呆れながら案外読めたが、眼と口腔にまつわるいたぶり方は駄目だ…何かあるだろうと読んでの最後の仕掛けは、綾辻さんらしいとも言えるし、何でもありとも感じる。〈蛇足〉に記された内容が、きちんと伏線張ってあるか確認したいが再読は無理(笑)しかし、ただ単に謎の殺人鬼から逃げる話を一気読みしてるのは不思議。2016/10/21

tengen

79
綾辻行人さんといえば館シリーズの本格推理ばかり読んでいますが、これはもうなんというか読みながら思いっきり吐き気をもよおすスプラッター小説となっています。綾辻さんにはアナザーなどホラー系小説もありますがここまで凄まじい描写にはびっくりです。誉田さんのストロベリーナイトなどにも、やや残虐な表現がありますが、ここまで全編にわたり描写されているのは初めてです。う~んなんですが、殺人鬼2も買ってあるので続けて読みます。2013/12/09

takaC

77
双葉ノベルズ以外ではこれが初読み。種も仕掛けも全部知ってて読んでいるのに十分に楽しめた。いえ、楽しめたのはエピソードじゃなくてこのパズラーね。2011/11/04

sk4

70
海の見える瀟洒なフレンチレストランで起こった、初老のシェフと若者たちが繰り広げる爽やか青春ラブミステリー ・ ・ ・ じ ゃ ね え よ ! 思わず脳内で現実逃避したわ! 『拳の先が喉の入り口に届いた。更に倍ほどもの力を腕に集めた。みりっ。喉が裂け始めた。みりみりっ・・・肉を』って、海の爽やかレストランは何の関係もねえ! 何であの二人が助かったのか?そんな事もーどーでもいい! グロいよ~助けて~ 【超グロスプラッター小説】2012/08/11

YM

66
んー。。。なんだろなあ。。。殺人鬼が強すぎるんかなあ。いや、強いのはいいんだけど、なんか、全然ドキドキ、ハラハラしないんよなあ。。。あっさりやられちゃうからなあ。。。トリックもどうなんだろう、あんまりピンとこないんよなあ。。。残虐なとこだけ残るというか。。。精神的に追い込んでくれないというか。。。んー、まだ楽しみ方がよく分かってないなあ。。。2014/12/13

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