新潮文庫<br> 決戦前夜―Road to FRANCE

新潮文庫
決戦前夜―Road to FRANCE

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  • サイズ 文庫判/ページ数 251p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784101378213
  • NDC分類 783.47
  • Cコード C0175

内容説明

1997年フランスW杯アジア地区最終予選。序盤戦の危機を乗り越え、日本代表チームは、ジョホールバルでイランとの最終戦に臨む。監督更迭・選手間の世代ギャップ・戦術の転換・衝撃の交代劇…。彼らはあの時なにを感じ、どう考えていたのか。川口能活、中田英寿らに対する綿密な取材を通じ、悲願の本大会出場までの精神と肉体の極限を描く、渾身のノンフィクション。

目次

序章 それぞれの決戦前夜
第1章 予兆―九月七日・東京
第2章 暗雲―九月十九日・アブダビ
第3章 暴挙―九月二十八日・東京
第4章 激震―十月四日・アルマトイ
第5章 絶望―十月二十六日・東京
第6章 自信―十一月一日・ソウル
第7章 伝説―十一月十六日・ジョホールバル
終章 決戦前夜

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みみみ

4
20年ぶりぐらいの再読。やっぱ面白い。一章読むごとにYouTubeでその試合見てみたり。まだワールドカップ出たこともなく、でも日韓W杯もあるし、日本中が注目してるし、絶対負けられないすごいプレッシャーの中での最終予選。しかも苦し過ぎる展開。選手・スタッフの心労半端ない。フランス行けて良かった。2020/05/25

chuji

1
オイラの蔵書。2000年3月初版。初出1998年2月新潮社から刊行。1997年9月7日~11月16日までの71日間を描いた渾身のノンフィクション。四半世紀前の昔話がアリアリと思い出させる。当時の日本のエースだった【カズ】はまだ現役。岡ちゃんが「代表から外すのは、カズ・北澤・市川」と語ったことを昨日のように思い出す。名選手でW杯に行けなかったのは「カズ」と「ジョージ・ベスト」位ではないのか?オイラは二人とも大好きなアスリートです!2021/03/21

イケタク

1
確かに面白いのだが、やはりカズに対しての批判が気になる。もちろん事実であろうが、50歳になっても頑張っているカズを今見るにつけ、何となく抵抗感がある。もちろんカズは何とも思っていないだろうが。とは言っても何度も愛読しているが。2017/01/03

イケタク

1
評価⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎日本が初めてワールドカップに出場した1998年フランス大会のアジア予選でのエピソードが描かれたスポーツノンフィクションの傑作!主に川口能活、中田英寿と筆者のやり取りがメイン。初のワールドカップを目指す中で中田英寿のカズに対する否定的意見は、この本を批判する人の拠り所である。これは世代交代と言う単純なものではなく、世界を知る世代と知らない世代との拭えぬ壁に対し、新世代が挑んだ戦いの軌跡と言える。また食べ物の描写が絶妙である。2015/09/08

キーにゃん@絶対ガラケー主義宣言

0
2000年12月8日

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