新潮文庫
Story Seller

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  • サイズ 文庫判/ページ数 674p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784101366715
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0193

出版社内容情報

面白いお話、売ります。
伊坂幸太郎、近藤史恵、有川浩、佐藤友哉、本多孝好、道尾秀介、米澤穂信。

内容説明

これぞ「物語」のドリームチーム。日本のエンターテインメント界を代表する7人が、読み切り小説で競演!短編並の長さで読み応えは長編並、という作品がズラリと並びました。まさに永久保存版アンソロジー。どこから読んでも、極上の読書体験が待つことをお約束します。お気に入りの作家から読むも良し、新しい出会いを探すも良し。著作リストも完備して、新規開拓の入門書としても最適。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

めろんラブ 

692
なんてゴージャス。まさにデラックス。当代きっての若手名役者が夢の揃い踏みです。以前『サクリファイス』に度肝を抜かれたため、まずは近藤史恵「プロトンの中の孤独」から。あぁ、あの彼らがここに。胸がいっぱい&痛むなぁ。伊坂、米澤、道尾は抜群の安定感。よっ、名人芸!有川浩には、設定・展開の少々の強引さを跳ね除けるコトバの妙がありますねぇ。ガッと引きずり込んでグッと心を動かすパワーが凄すぎ!佐藤、本多は初読み。独特のユーモアセンスに魅了されました♪各作家の著作リスト(刊行順)付き。気が利いてますね、新潮社さん☆2010/10/21

しゅわ

620
【図書館】7人の作家さんが読み切り小説で競演した短編集です。有川さん目当てで手にとったのですが、ほかの作家さんも良かったです。ある程度、読書が偏ってご新規の作家さんに手が伸びなくなってきている私には、とてもありがた~い企画です♪ ミステリーちっくなものあり、SFっぽいものあり、ハードボイルド?なものもあり…いろいろな味付けが楽しめ、短編とはいえ凝った構成のものも多く、ひとつひとつ感想を書きたくなるほどの充実振りでした。宣伝文句どおり「長編並みの読み応え」が揃っていると思います。2013/01/09

佐々陽太朗(K.Tsubota)

601
読みたかったのは「プロトンの中の孤独」(近藤史恵)。やはりイイ。ロードレースものとして『サクリファイス』のサイド・ストーリー的な物語だ。男たちを惹きつけてやまないロードレースという競技の本質を見事に描いている。伊坂幸太郎氏、有川浩氏はそれぞれ持ち味を存分に発揮している。道尾秀介氏「光の箱」はとても素敵な物語に仕上げているものの、氏の世界に私は違和感を持つ。逆に米澤穂信氏、佐藤友哉氏、本多孝好氏はそれぞれ独特の世界観と作風に唸った。三氏の小説を読むのはこれが初めてだが、他の作品も読んでみたい。2012/02/03

射手座の天使あきちゃん

600
短編競作、ホントいいですねぇ!! 一流シェフ達「いちおし」の料理をワンプレートランチで頂いた満足感とお得感 有川さんの「ストーリー・セラー」愛おしくて切なくて・・・、道尾さんはお得意のホラーじゃくて新鮮な感じが・・・、米澤さんのも最後ゾクッとする面白さがありました。 新潮社さんありがとう m(_ _)m2010/03/21

hiro

579
人気作家7名のアンソロジー。近藤・有川以外5名は初読み。近藤:「サクリファイス」の以前、エースになる前の石尾と石尾のアシストになる前の赤城の話。このシリーズはサイドストーリーでも裏切らない。有川:主人公二人が恋に落ちて結婚するまではいつものように微笑ましく読んだ。しかし、その後の有川作品でよく出てくる嫌悪感を感じる部分は本当に読むのが辛かった。時間をおいて「Side:B」も読もうと思う。そしてこの本の一番の収穫は、道尾の「光の箱」だった。最後にBonus trackは、すべてのものをスッキリさせてくれた。2011/10/11

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