内容説明
脳細胞は一日１０万個ずつ死んでいく―この広まりすぎた俗説は実験的根拠に乏しく、今この説を信じている科学者はほとんどいない。大人になっても新しい神経細胞（新生ニューロン）が日々生れることが確認されたのだ。脳は歳をとるほどどんどん良くなる。読めば元気の出る最先端脳科学エッセイ。「脳年齢判定テスト」と、判明した弱点の実践的克服法付。
目次
１章 あなたの脳年齢
２章 脳のアンチエイジングとは？
３章 脳の老化をコントロールする
４章 年をとるほど頭がよくなる
５章 ストレスに負けない脳にする
６章 「元気な脳」のつくり方
著者等紹介
久恒辰博［ヒサツネタツヒロ］
１９６４（昭和３９）年生れ。東京大学農学部農芸化学科卒業。同大学院で農学博士号を取得後、アメリカ国立予防衛生研究所（ＮＩＨ）を経て、東京大学大学院新領域創成科学研究科先端生命科学専攻准教授。２００１（平成１３）年に「大人になっても脳細胞は成長している」という衝撃的な事実を突き止め、世界的に話題を集めた（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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vitz
1
運動、感動、恋愛、チャレンジ、エピソード記憶で歳を重ねても脳の活性化が図れるというので前向きな気持ちになれた。 解説の頭の霞が別世界へのチャレンジで晴れたという話も印象に残った。2013/09/23
toaster
1
短い本だけれども、押さえるところは押さえていたのだと、再読してようやく気がついた。二年前に読んだときは、それがわからなかった。再び脳年齢テストを試してみたら、全体的に改善されていた。少しはいままで取り組んできた効果が出ているのかな。2013/02/03
io
1
ニューロンは死ぬばかりで増えることはないと思っていたので、希望ができてホントよかった。この本を参考に脳のアンチエイジングを実践していきたい！2009/08/14
あじ
0
脳細胞は年を経る毎に減っていく一方という常識があったが、実は年をとっても、増やしていくことができるという。 ウォーキング、新しいことにチャレンジすること、十分な睡眠、BDNFを増やす性ホルモンを分泌を促すために恋愛をすることが、脳の発達に良いらしい。2017/11/01
ゆらる
0
脳年齢テストにより、自分の足りない力を知ることが出来た。 ストレスに負けない脳、元気な脳の作り方がマウス等の実験結果を用いて書いてある。 脳の老化防止の為、適度な運動、睡眠、食事については気をつけていたが、目標達成のご褒美を用意してあげてθ波を出してあげる事はこの本を読んで実践していこうと思った。2019/10/14
